奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
65品種を表示 / 283品種中(49–65)
© Simon Tonge / CC0 1.0フェザーレッグバブーン
Stromatopelma calceatum
脚に橙色の長毛が密生して羽根のように見える西アフリカ産の樹上性タランチュラ。防御性が極めて高く強毒で知られ、タランチュラの中でも最上級者向けとされている種である。
© Fungus Guy / CC BY-SA 4.0ブラジリアンジュエル(タイフォクラエナ)
Typhochlaena seladonia
ブラジル北東部の大西洋岸森林に固有の小型樹上性タランチュラ。樹皮の隙間に扉付きの巣を作る珍しい生態をもつ。緑色を帯びた頭胸部と、黄色と赤の斑が並ぶ黒い腹部が特徴。
© Morkelsker / Public domainフリンジドオーナメンタル
Poecilotheria ornata
スリランカ固有の大型樹上性タランチュラ。緑黄色または紫色を帯びた頭胸部と腹部の複雑な迷彩模様が特徴。レッグスパンは25cmに達し、医学的に重要な毒をもつ上級者向けの種。
© Artem Abdukakharov / CC BY 4.0ベトナミーズタイガー
Cyriopagopus longipes
東南アジア大陸部に分布する、脚の長いアースタイガー系のタランチュラ。以前は Haplopelma 属に置かれていた地中性の種で、防御的な性質をもつ。
© James Hunt / CC BY 4.0ベトナムブルー
Chilobrachys dyscolus
ベトナム産のオオツチグモで、普段はチョコレート褐色から灰色だが、脱皮直後は全身が青みを帯びた黒に輝く。触肢と前脚の前面に金属的な青が残る個体もいる。防御的で動きが速い。
© Rollopack / CC BY-SA 3.0ベネズエラサンタイガー
Psalmopoeus irminia
黒地に橙色の縞が走る脚を持つベネズエラ産の樹上棲種。刺激毛を持たないが非常に俊敏で防御的、強めの毒を持つため経験者向けです。
© Motokoka / CC BY-SA 4.0ペルビアンジャイアントムカデ
Scolopendra gigantea
世界最大のムカデ。南米原産で体長30cm以上になる。赤褐色の体に多数の脚が印象的。毒が強く取り扱いには十分な経験と注意が必要。上級者向けの奇虫。

ポルケリオ・ウェルネリ
Porcellio werneri
ギリシャ原産で、ほぼ円形の極めて扁平な体を持つ異色のワラジムシ。灰色の体を白い縁取りが囲み、驚くと死んだふりをする。乾いた床材と脱皮用の湿ったコケを両立させる必要があり、経験者向け。

ボルネオブラック
Phormingochilus everetti
ボルネオ島固有のオオツチグモで、黒い体色から流通名ボルネオブラックと呼ばれる。Phormingochilus 属の模式種。瞬発的に走り、追い詰められると強く威嚇する気性を持つ。
© Poecilotheria36 / CC BY-SA 4.0マイソールオーナメンタル
Poecilotheria striata
インド固有の樹上性タランチュラ。標高500〜1000mの落葉樹林に生息し、分断された10か所未満の地域にしか残っていないとされる。ペット取引でも流通する危急種。

マクロセレ・ラベニ
Macrothele raveni
中国・広西チワン族自治区から記載された地中性のクモ。「ジョウゴグモ」の流通名で売られるが、特定外来生物のアトラクス属・ハドロニュケ属とは別のグループに属する。
© Mark Bolnik / CC BY 4.0マレーシアンアースタイガー
Omothymus schioedtei
マレー半島の低地林にすむ大型の樹上性タランチュラ。黄色い頭胸部と、腹部に走る虎縞状の暗色帯が特徴で、腹部と脚には長い赤い毛が生える。動きが速く、単独飼育が前提になる。

ルソングリーンツリーセンチピード
Scolopendra subcrustalis
緑色の体色で知られるフィリピン産のオオムカデ。2009年に記載された比較的新しい種で、大きさや生態はまだよく分かっておらず、同じフィリピン産の別種との区別に注意が要る。

ルソンブルーレッグ
Scolopendra paradoxa
青緑色の脚が目を引くフィリピン固有のオオムカデ。体長は約14cmに達し、水中を泳いだり歩いたりできる数少ない水陸両生のムカデとして知られる。
© Chayant Gonsalves / CC BY 4.0レッサーゴアマスタード
Thrigmopoeus truculentus
インド西ガーツ山脈の固有種で、土手に巣穴を掘って暮らす地中性のタランチュラ。旧世界の種で刺激毛を持たず、身を守るときは咬みつきに訴えやすい。IUCN では準絶滅危惧。
© Syrio / CC BY-SA 4.0レッドスレートオーナメンタル
Poecilotheria rufilata
インド西ガーツ山脈南部の固有種で、オーナメンタル類では最大級の樹上性タランチュラ。黄色や緑を帯びた脚と赤みのある体色が特徴。生息地の減少により絶滅危惧種とされる。
© Eugene Popov / CC BY 4.0レッドドラゴンセンチピード
Scolopendra dawydoffi
ラオス・ベトナム・タイに分布する赤橙色のオオムカデ。1938年に S. subspinipes の亜種として記載され、2012年に独立種となった。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。