サンゴの飼育難度分類:ソフト・LPS・SPS別完全ガイド|ブランチハンマーの位置付けも解説
サンゴ飼育の難度をソフトコーラル・LPS・SPSの分類別に解説。オオバナ・ハナガタ・ナガレハナサンゴなどLPS代表種の飼育条件、ミドリイシ(アクロポラ)などSPSが難しい理由、ブランチハンマー(Fimbriaphyllia paraancora)の位置付けを紹介します。

この記事のポイント
サンゴ飼育の難度をソフトコーラル・LPS・SPSの分類別に解説。オオバナ・ハナガタ・ナガレハナサンゴなどLPS代表種の飼育条件、ミドリイシ(アクロポラ)などSPSが難しい理由、ブランチハンマー(Fimbriaphyllia paraancora)の位置付けを紹介します。
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サンゴ飼育を始めようとしたとき、「LPS」「SPS」「ソフトコーラル」という分類が出てきて戸惑った経験はないでしょうか。これらはサンゴの骨格構造と飼育難度を大まかに示す分類で、適切な理解が飼育成功の基礎となります。この記事では、各分類の特徴・必要な飼育環境・難度の理由・初心者向け具体的な種の紹介まで、実践的な観点からまとめます。
サンゴ分類の基本:ソフト・LPS・SPSとは
水槽で飼うサンゴ(石灰質の骨格を作るイシサンゴ目と、骨格を持たないソフトコーラル)は、飼育の上で大きく3つのカテゴリに分けて考えます。
ソフトコーラル(軟サンゴ) 石灰質の硬い骨格を持たず、やわらかい体構造を持つサンゴ。ディスクコーラル・スターポリプ・ウミキノコ・ツツウミヅタなどが代表的。比較的丈夫で光量・水流・水質への適応域が広く、初心者に最も向いています。
LPS(大型ポリプ石サンゴ) Large Polyp Stony の略。石灰質の骨格を持ち、1個のポリプが大型(1cm以上)。オオバナサンゴ・ハナガタサンゴ・ナガレハナサンゴ(ハンマーコーラル)・ハナサンゴ(トーチコーラル)・ハナガササンゴなどが該当。中程度の飼育難度で、初〜中級者向け。
SPS(小型ポリプ石サンゴ) Small Polyp Stony の略。ポリプが1mm以下の微小な石サンゴ。ミドリイシ(アクロポラ)・コモンサンゴ(モンティポラ)・ハナヤサイサンゴ(ポシロポラ)などが代表的。高い水質精度と強い光量が必要で、上級者向け。
LPSサンゴの飼育難度と代表種
LPSは「ポリプが大きく美しい」「適度な光と水流があれば育てやすい」という特徴から、ソフトコーラルの次のステップとして多くの飼育者が挑戦します。
初心者向けLPS(難度:低〜中)
オオバナサンゴ(Trachyphyllia)
- 光量:中程度(PAR 50〜150μmol/m²/s)
- 水流:弱め(激流は禁物)
- 特徴:底砂に置く種。夜間に長くポリプを伸ばす。栄養体からも生長







