
出典: Wikimedia Commons
Shinisaurus crocodilurus
中国南部からベトナム北東部の渓流沿いに生息する半水棲のトカゲ。背面から尾にかけて並ぶ骨質の隆起した鱗がワニを思わせることが名の由来。全長40〜46cmで、褐色の地に赤や黄色の斑紋が入る個体もいる。
ワニトカゲ(シナワニトカゲ、Shinisaurus crocodilurus)は、中国南部の広西・広東とベトナム北東部にのみ分布する半水棲のトカゲである。ワニトカゲ科・ワニトカゲ属の唯一の現生種で、1億2千万年以上前の前期白亜紀まで遡る化石記録を持つ系統の生き残りとされる。標高200〜760mの亜熱帯常緑広葉樹林を流れる渓流沿いに生息し、水面に張り出した枝や岩の上で日光浴を行い、危険を感じると水中へ飛び込んで逃げる。この習性から生息地には「落水狗」の地方名があり、長時間じっとしている様子から「大睡蛇」とも呼ばれる。待ち伏せ型の捕食者で、昆虫、ミミズ、オタマジャクシ、小魚などを食べる。繁殖様式は胎生で、妊娠期間は約9か月、4〜5月に2〜7頭の幼体を産む。ダム建設や鉱山開発による生息地の破壊、毒物や電気を用いた漁法の巻き添え、ペット用の違法採集により激減しており、IUCNは絶滅危惧IB類(EN)と評価している。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ワニトカゲの寿命は飼育下で10年以上(飼育者の推定で15年を超える個体の報告がある)です。
ワニトカゲの成体サイズは全長40〜46cm(雄のほうがやや大型)です。
新生子は全長10〜15cm、体重約4g。
ワニトカゲの適温は水温19〜27℃。冬季は15℃前後まで下げて3〜4か月の冬眠期間を設けるです。
原産地
中華人民共和国南部(広西チワン族自治区、広東省、貴州省、湖南省。ただし湖南省の個体群は絶滅したと考えられている)およびベトナム北東部(バクザン省、クアンニン省)。標高200〜760mの亜熱帯常緑広葉樹林を流れる渓流沿い
寿命
飼育下で10年以上(飼育者の推定で15年を超える個体の報告がある)
サイズ
全長40〜46cm(雄のほうがやや大型)
適温
水温19〜27℃。冬季は15℃前後まで下げて3〜4か月の冬眠期間を設ける
出典: Reptiles Magazine(シナワニトカゲの飼育と繁殖) / Reptile Database(Shinisaurus crocodilurus) / Wikipedia(日本語版 シナワニトカゲ) / Wikipedia(英語版)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Shinisaurus crocodilurus Ahl, 1930
典拠データベース: GBIF · Reptile Database
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
ワシントン条約附属書Iに2017年1月2日から掲載されている。種の保存法の国際希少野生動植物種にあたり、国内で譲渡し等を行うには個体ごとの登録票が必要である。登録票のない個体の売買・譲渡は同法違反となる。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物、および外来生物法の特定外来生物のいずれにも該当しない。1990年1月18日に附属書IIへ掲載されたのち、2017年に附属書Iへ移された。中華人民共和国では国家一級重点保護野生動物に指定されている。
出典: CITES Species+(Shinisaurus crocodilurus 附属書I、2017年1月2日発効) / IUCN レッドリスト
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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湿度
40〜70%
肉食性。昆虫、ミミズ、オタマジャクシ、小魚、カエル
生息地は標高200〜760mで、夏の気温は最高38℃に達し、冬は−4℃まで下がり昼夜の寒暖差も大きい。飼育下では水温19〜27℃を保ち、11月頃から水温を15℃前後まで下げて3〜4か月の冬眠期間を設ける。この冬季の冷却は飼育下繁殖に不可欠とされる。年降水量約2,000mmでほぼ常時霧に覆われる環境の種のため、湿度は高めに維持する。
半水棲のため、陸場と水場を併せ持つアクアテラリウムで飼育する。繁殖に成功した飼育例では約91×36×36cmのケージの床面積の3分の1を水深約6cmの水場とし、水面に張り出すように枝を組んでいる。日光浴用の枝と、樹洞や樹皮の下のように身を隠せるシェルターを必ず設ける。
水面に張り出した枝の上から獲物を狙う待ち伏せ型の捕食者で、昆虫、ミミズ、オタマジャクシ、小魚、カエルなどを食べる。飼育下ではコオロギ、ミルワーム、ミミズが主体となる。幼体にも同じ餌を小型のサイズで与える。
強い縄張り性を示し、野生では一つの淵や流れを一個体が占有することが多い。口を大きく開ける威嚇(ゲイピング)、尾を振る動作、前肢を伸ばす腕立て伏せ状の動作で優劣を決める。協調性に欠けるため、繁殖時を除いて単独で飼育する。
ワシントン条約附属書Iに2017年1月2日から掲載されている。種の保存法の国際希少野生動植物種にあたり、国内で譲渡し等を行うには個体ごとの登録票が必要である。登録票のない個体の売買・譲渡は同法違反となる。動物の愛護及び管理に関する法律施行令の別表に掲げる特定動物、および外来生物法の特定外来生物のいずれにも該当しない。1990年1月18日に附属書IIへ掲載されたのち、密猟と国際取引の増加を受けて2017年に附属書Iへ移された。ドクトカゲ科に近縁な系統だが、2023年の下顎腺のプロテオーム解析では毒性タンパク質が検出されておらず、有毒種ではない。飼育下繁殖個体と偽った違法な野生個体の流通が繰り返し報告されているため、登録票と由来を必ず確認する。幼体の育成が難しく、飼育下繁殖個体が市場に出ることはまれである。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
ワニトカゲの適正温度は水温19〜27℃。冬季は15℃前後まで下げて3〜4か月の冬眠期間を設けるです。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ワニトカゲの平均寿命は飼育下で10年以上(飼育者の推定で15年を超える個体の報告がある)です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
ワニトカゲの成体サイズは全長40〜46cm(雄のほうがやや大型)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ワニトカゲの食性は「肉食性。昆虫、ミミズ、オタマジャクシ、小魚、カエル」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ワニトカゲの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日