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モルフォは、尾ビレが大きく扇状に広がり、ヒレの縁が鋸歯のように細かく切れ込む独特の形質を持つ改良メダカです。2019年に田中拓也氏によって作出された品種で、青みを帯びた体色に体外光を重ね持ち、尾ビレ全体にヒレ光が入る華やかな見た目が魅力です。胸ビレや腹ビレにも同じ鋸歯状の切れ込みが表れやすく、泳ぐたびにヒレ全体がふわりと広がる姿を楽しめます。成長すると標準体長で最大約4cmほどになり、水槽の中でも存在感のある品種です。ヒレの形質を美しく保つにはある程度の飼育経験が必要とされ、中級者向けとされています。
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モルフォの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 2〜3年
- サイズ
- 最大約4cm(標準体長)
- 適正温度
- 18〜28℃
- 食事
- 人工飼料、グリーンウォーター
- 光量・照明
- 尾ビレ全面にヒレ光が入るため、横見でヒレを広げた姿を見ると表現がわかりやすい。体外光は背中に発現するので上見も併せて観賞される。屋外飼育では夏場の直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずなどで容器の半分に影を作る。
- 給餌・栄養
- 市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
- 水温・水質
- 飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
- 混泳・相性
- 伸長したヒレは障害物や過密環境で傷みやすいため、容器内はすっきりさせて余裕のある匹数で飼育する。温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
- 繁殖
- 屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
- 健康・注意点
- 扇状に広がった尾ビレは面積が大きく、角のある障害物や強い水流で傷みやすいため容器内をすっきりさせる。ヒレの先が鋸歯状になるのは形質であり、裂けたヒレとは区別して評価する。屋外飼育では冬季に水温が下がると活動が鈍り、水底で越冬する。春に日中の水温が10℃を超えると活動を再開する。体調を崩した個体には0.3〜0.5%の塩水浴が用いられ、その際の水温は28℃程度までとする。
モルフォについて
モルフォは尾ビレが扇状に大きく広がり、ヒレの縁が鋸歯状に切れ込む改良メダカです。青体色に体外光を併せ持ち、標準体長で最大約4cmに成長します。特徴や飼育のポイント、魅力を詳しく紹介します。
モルフォをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1独特な鋸歯状のヒレ形質
モルフォは尾ビレの縁が細かく切れ込む鋸歯状の形質が最大の特徴です。個体によって切れ込みの深さや入り方に違いが出るため、同じ模様の個体は二つとありません。胸ビレや腹ビレにも同様の形質が表れることがあります。
2青体色と体外光の美しさ
青みを帯びた体色に体外光を重ね持ち、光の当たり方で表情が変わります。尾ビレ全面にヒレ光が入るため、群泳させると華やかな印象になります。
3中級者向けの飼育難易度
モルフォは中級者向けとされる品種で、水質や水温の急激な変化に注意が必要です。ヒレが大きく繊細なため、砂利や飾りでヒレを傷つけない環境づくりも大切です。
4ヒレを傷めない水槽環境
尾ビレが大きく広がる分、水流が強すぎるとヒレに負担がかかりやすくなります。ろ過フィルターの水流を弱めに調整し、角の少ない飼育用品を選ぶとヒレを守りやすくなります。
5混泳相手の選び方に注意
ヒレが大きいぶん、ヒレをつつく習性のある魚種との混泳は避けたいところです。同じヒレ長メダカ同士や、大人しい種類と組み合わせるとトラブルを防ぎやすくなります。
6温和な性格で群泳向き
モルフォは性格が穏やかで、複数匹での群泳に向いています。争いが少ないため、同じヒレ光形質を持つ個体同士でまとめて飼育すると、水槽全体で華やかな雰囲気を楽しめます。
7お迎え前に準備したい環境
迎える前に水槽・フィルター・水温管理の環境を整えておくと安心です。ヒレの形質を安定して楽しむには、急な水質変化を避けた落ち着いた飼育環境を用意しておくことが大切です。
モルフォのよくある質問
- Q.モルフォはどんな見た目のメダカですか?
- A.尾ビレが扇状に大きく広がり、ヒレの縁が鋸歯状に細かく切れ込むのが特徴です。青みを帯びた体色に体外光が加わり、尾ビレ全面にヒレ光が入ります。胸ビレや腹ビレにも同じ形質が出やすい品種です。
- Q.モルフォは初心者でも飼育できますか?
- A.モルフォは中級者向けとされる品種で、水質や水温の管理にある程度慣れが必要です。基本的なメダカ飼育の経験を積んでから挑戦すると、ヒレの美しさを維持しやすくなります。
- Q.モルフォの成体はどのくらいの大きさになりますか?
- A.標準体長で最大約4cmほどに成長します。ヒレを含めるとさらに大きく見えることもありますが、体長自体はメダカとして標準的な範囲に収まります。
- Q.モルフォはいつ頃作出された品種ですか?
- A.2019年に田中拓也氏によって作出された比較的新しい品種です。尾ビレの鋸歯状の形質と体外光を組み合わせた特徴的な見た目が特徴です。
- Q.モルフォを飼育する上で注意すべき点は?
- A.大きく広がるヒレを傷つけないよう、水流を穏やかにし角の少ない飼育用品を選ぶことが大切です。ヒレをつつく習性のある魚種との混泳も避けるようにしましょう。
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