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ピュアブラックは、目が小さい「スモールアイ」という特徴を持つ改良メダカです。目が小さいことで水槽の底面や壁面の色に反応する「背地反応」が起こりにくく、白い容器で飼育しても体色が薄まらず、漆黒の体色をキープできるのが最大の魅力です。2001年に大場幸雄氏が作出した、ブラック体色メダカの最初期の品種であり、「黒べえ」の愛称でも知られています。凛とした黒一色の姿は水槽の中でひときわ目を引き、赤や白系のメダカと合わせるとコントラストも楽しめます。一方でスモールアイならではの視覚特性があるため、飼育には相応の経験や配慮が求められる上級者向けの品種です。
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ピュアブラックの基本データ
- 飼育難易度
- 上級者向け
- 寿命
- 2〜3年
- サイズ
- 最大約4cm(標準体長)
- 適正温度
- 18〜28℃
- 食事
- 人工飼料、グリーンウォーター
- 光量・照明
- 背地反応しないため白い容器でも黒い体色が保たれ、容器の色を問わず体色を評価できる。改良メダカWEB図鑑は屋外飼育を勧めており、夏場は直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずで半分影を作るなどの対策を挙げている。
- 給餌・栄養
- 市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
- 水温・水質
- 飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
- 混泳・相性
- 温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
- 繁殖
- スモールアイの遺伝率は低く、ピュアブラック同士の交配でも純黒の個体が産まれてくる可能性は高くないが、累代繁殖や戻し交配を続けることで比率を高めることはできる。屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
- 健康・注意点
- 瞳孔が小さく視力が弱いため餌を見つけにくく、餌が行き渡るよう給餌に配慮する。他のメダカに比べてデリケートな面があり、固定率も低いため、飼育・繁殖ともに上級者向けとされる。
ピュアブラックについて
スモールアイという突然変異形質により、白い容器で飼っても漆黒の体色を保つ改良メダカ「ピュアブラック」。2001年に作出された最初期のブラック系品種で、通称は黒べえ。上級者向け品種の特徴・飼育のポイントを解説。
ピュアブラックをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1スモールアイという特性
ピュアブラックは目が通常より小さい「スモールアイ」という突然変異形質を持つメダカです。この特性により、周囲の色を感知して体色を変える「背地反応」が起こりにくくなっています。
2白い容器でも黒を維持
一般的なメダカは白い容器で飼うと体色が薄く白っぽくなりますが、ピュアブラックは背地反応が起きにくいため、白い容器やライトな底砂の水槽でも漆黒の体色を保ちやすいのが特徴です。撮影や展示にも向いています。
3給餌には配慮が必要
スモールアイの個体は視覚が制限されているため、餌を見つけるまでに時間がかかることがあります。餌を複数箇所にまいたり、水流が強すぎない環境で与えるなど、餌が行き渡るよう工夫すると安心です。
4混泳相手は慎重に選ぶ
視覚に優れる健常な体型のメダカと一緒に飼うと、餌の取り合いで見劣りする場合があります。同じスモールアイ系統や、おっとりした系統同士で群泳させると、落ち着いて過ごしやすくなります。
5上級者向けとされる理由
視覚特性への配慮や、体色を維持するための飼育管理が必要なため、ピュアブラックは上級者向けの品種として扱われています。メダカ飼育に慣れてから迎えると、特徴を活かした飼育がしやすくなります。
6成長すると最大4cm程度
ピュアブラックの成体サイズは標準体長で最大約4cmほどです。急に大きくなるわけではなく、日々の水換えや餌やりを通じてゆっくりと成長していきます。
7お迎え前の環境準備
お迎え前には水槽の水質を安定させ、急な水温変化が起きないようにしておくことが大切です。個体を選ぶ際は、体色にムラがなく、泳ぎ方が自然かどうかも確認しておくと安心です。
ピュアブラックのよくある質問
- Q.初心者でもピュアブラックを飼えますか?
- A.ピュアブラックは上級者向けの品種とされています。視覚が制限されるスモールアイという特性があり、給餌や混泳相手への配慮が必要になるため、メダカ飼育にある程度慣れてから迎えるのがおすすめです。
- Q.なぜ白い容器でも黒いままなのですか?
- A.スモールアイという特性により、周囲の色を感知して体色を変える「背地反応」が起こりにくいためです。目が小さいことが体色の安定につながっています。
- Q.他のメダカと混泳させても大丈夫ですか?
- A.混泳自体は可能ですが、視覚に優れる健常な体型のメダカと一緒にすると餌の取り合いで見劣りすることがあります。同じスモールアイ系統や穏やかな系統と合わせると落ち着いて過ごしやすくなります。
- Q.「黒べえ」という通称の由来は何ですか?
- A.ピュアブラックは品種名を「ブラックスモールアイメダカ」といい、「黒べえ」はその通称です。2001年に大場幸雄氏が作出した、ブラック体色メダカの最初期の品種として知られています。
- Q.ピュアブラックはどれくらいの大きさになりますか?
- A.ピュアブラックの成体サイズは、標準体長で最大約4cmほどです。日々の水換えや餌やりを通じて時間をかけて成長します。
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