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「もも」は、しりビレの幅が通常の半分ほどしかない「ナローフィン」という特徴を持つ改良メダカです。2022年に大場貴保氏によって発表され、日本メダカ協会の新品種認定第37号に登録されました。白と朱赤が混じり合うラメ模様に、優雅に伸びるヒレ長の姿を併せ持ち、桃のような柔らかい色合いが魅力です。飼育にはやや専門的な配慮が求められるため、中級者向けの品種とされています。ヒレをなびかせながら泳ぐ姿は、水槽の中でもひときわ目を引きます。
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ももの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 2〜3年
- サイズ
- 最大約4cm(標準体長)
- 適正温度
- 18〜28℃
- 食事
- 人工飼料、グリーンウォーター
- 光量・照明
- 丸みを帯びたしりビレの形は横見でこそ分かるため、ガラス水槽での横見飼育にも向く。屋外飼育では夏場の直射日光による水温上昇に注意する。
- 給餌・栄養
- 市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
- 水温・水質
- 飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
- 混泳・相性
- 温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
- 繁殖
- ナローフィンはヒレの変化による採卵数の減少や雌雄の見分けにくさがなく、固定率も70%を超えるとされる。屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
- 健康・注意点
- 斑は背地反応するため、白い容器など明るい環境では黒斑が薄く見える。屋外飼育では冬季に水温が下がると活動が鈍り、水底で越冬する。春に日中の水温が10℃を超えると活動を再開する。体調を崩した個体には0.3〜0.5%の塩水浴が用いられ、その際の水温は28℃程度までとする。
ももについて
もものメダカは、しりビレが細いナローフィンと白朱赤のラメ、ヒレ長を併せ持つ改良メダカ。2022年に日本メダカ協会認定第37号として登録された、中級者向けの品種です。
ももをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1ナローフィンという個性
ももはしりビレの幅が通常の半分ほどしかないナローフィンを持つ品種です。他の品種と見比べると、ヒレの形の違いがはっきりとわかります。
2ヒレ長との組み合わせ
ナローフィンに加えてヒレ長の特徴も併せ持つため、泳ぐたびにヒレがゆったりとなびきます。長いヒレは水槽内の尖った装飾品などに引っかかりやすいので、レイアウトには注意しましょう。
3白朱赤のラメ模様
白と朱赤が入り混じったラメ斑が体表に浮かび、光の当たり方で表情が変わります。個体によって模様の出方に差があるのも改良メダカならではの楽しみです。
4混泳相手の見極め
ヒレが長く目立つため、ヒレをかじる習性のある魚との混泳は避けるのが無難です。もも同士や温和な品種と組み合わせると、ヒレへの負担を抑えられます。
5成体サイズを踏まえた飼育数
成体でも標準体長は最大で約4cmほどとコンパクトです。ただし過密飼育はヒレへのストレスや水質悪化につながるため、水量に見合った数で飼育しましょう。
6中級者向けの飼育難易度
品種としての飼育難易度は中級者向けとされています。基本のメダカ飼育に加え、ヒレの状態や水質の変化に日々目を配る意識が求められます。
7お迎え前に整えたい環境
迎え入れる前に水合わせをじっくり行い、水質が安定した状態の水槽を用意しておくことが大切です。ヒレを傷つけにくい柔らかい水草や、角の少ないレイアウトを選ぶと安心です。
もものよくある質問
- Q.ももはどんな特徴を持つメダカですか?
- A.しりビレの幅が通常の半分ほどしかないナローフィンと、白朱赤のラメ模様、そしてヒレ長の3つの特徴を併せ持つ改良メダカです。2022年に大場貴保氏が発表し、日本メダカ協会の新品種認定第37号となりました。
- Q.初心者でも飼育できますか?
- A.ももは中級者向けの品種とされています。基本的なメダカ飼育の知識に加え、ヒレの状態や水質変化に気を配る必要があるため、メダカ飼育に慣れてから迎えるのがおすすめです。
- Q.どのくらいの大きさまで成長しますか?
- A.成体になると標準体長で最大約4cmほどに育ちます。ヒレを含めるともう少し大きく見えることがあります。
- Q.他のメダカと混泳させても大丈夫ですか?
- A.ヒレが長く目立つ品種のため、ヒレをかじる習性のある魚との混泳は避けたほうが安心です。温和な品種同士であれば混泳を楽しめます。
- Q.ももはCITESの対象になりますか?
- A.いいえ、ももはCITESの対象外です。
もも飼育に役立つ便利ツール
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