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小川ブラックは、周囲の環境に影響されず黒い体色を保ち続ける改良メダカです。多くのメダカは水槽の底砂や背景の色に応じて体色を変える「背地反応」を示しますが、小川ブラックはこの反応がほとんど起こらないため、いつ見ても安定した黒色を楽しめます。黄色素が少なく黒色素の多いパープルブルー系統の中から、さらに黒色素胞の多い個体を選抜し、2009年に作出された品種で、改良メダカの黒色系統としてピュアブラックに次いで知られています。体型は奇をてらわない普通目のため、メダカ本来のフォルムを保ちながら深みのある黒を鑑賞できます。
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小川ブラックの基本データ
- 飼育難易度
- 中級者向け
- 寿命
- 2〜3年
- サイズ
- 最大約4cm(標準体長)
- 適正温度
- 18〜28℃
- 食事
- 人工飼料、グリーンウォーター
- 光量・照明
- 背地反応しないため白い容器でも黒い体色が保たれ、容器の色を選ばずに体色を評価できる。背地反応する個体は白い容器で5分程度で灰色になるため、判別は白い容器で行う。改良メダカWEB図鑑は屋外飼育を勧めており、夏場は直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずで半分影を作るなどの対策を挙げている。
- 給餌・栄養
- 市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
- 水温・水質
- 飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
- 混泳・相性
- 温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
- 繁殖
- 屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
- 健康・注意点
- 選別では白い容器に移し、体色が灰色に変わらないことを確認する。ブラック体色は青のパープルブルーと色合いが重複する部分があり、背地反応するブラック体色との明確な判別基準はないため、各愛好家の判断に委ねられている。
小川ブラックについて
小川ブラックは、水槽の環境に左右されず黒い体色を保つ改良メダカ。背地反応をほとんど示さないパープルブルー系統からの選抜作出種で、飼育のポイントやよくある疑問をわかりやすく解説します。
小川ブラックをお迎えする前に知っておきたい7つのこと
1背地反応をしない特性
メダカは通常、底砂や背景の色に合わせて体色を薄めたり濃くしたりする「背地反応」を見せますが、小川ブラックはこの反応がほとんど起こりません。水槽のレイアウトを変えても黒色が薄れにくく、安定した見た目を楽しめます。
2中級者向けの飼育難易度
小川ブラックは中級者向けとされる改良メダカです。水質や水温の急変に注意しながら、こまめな水換えなど基本の飼育管理を丁寧に行うことが色や体調を保つポイントになります。
3成体サイズと飼育スペース
成体は最大で標準体長約4cmほどに育ちます。単独飼育なら小型の容器でも管理できますが、複数飼育や繁殖を考える場合はある程度の水量を確保できる容器を用意しましょう。
4選抜作出された黒色系統
黄色素が少なく黒色素の多いパープルブルー系統の中から、さらに黒色素胞の多い個体を選び抜いて作られた品種です。改良メダカの黒色系統としてはピュアブラックに次いで知られる存在です。
5体型は在来メダカに近い普通目
だるま体型や出目など特殊な体型改良は加えられておらず、体型・目の大きさは在来メダカに近い「普通目」です。体色の黒さと自然なフォルムを両立して楽しめます。
6体色の変化は不調のサイン
背地反応で色が変わりにくい分、餌食いの低下や動きの鈍さと合わせて体色がくすむ・薄くなるといった変化が見られたら、水質悪化や体調不良のサインとして早めに気づきやすいという利点があります。日々の観察を習慣にしましょう。
7お迎え前に水合わせの準備を
新しい個体を迎える際は、水温・水質の急激な変化を避けるための水合わせを丁寧に行うことが大切です。輸送や環境変化のストレスを減らすことが、その後の体調管理にもつながります。
小川ブラックのよくある質問
- Q.小川ブラックはどんな特徴のメダカですか?
- A.背地反応をほとんど示さず、周囲の色に関係なく黒い体色を保ち続けるのが最大の特徴です。パープルブルー系統から黒色素胞の多い個体を選抜して作られた改良メダカです。
- Q.飼育難易度は初心者でも大丈夫ですか?
- A.小川ブラックは中級者向けとされています。基本的な水質管理や水換えの経験があると、色や体調を安定して保ちやすくなります。
- Q.成体はどのくらいの大きさになりますか?
- A.成体は標準体長で最大約4cmほどに育ちます。飼育容器や水量は、この成長サイズを踏まえて準備すると安心です。
- Q.小川ブラックは他のメダカと混泳できますか?
- A.気性の穏やかなメダカ同士であれば混泳自体は可能とされています。ただし色を安定して楽しみたい場合や繁殖を考える場合は、系統が混ざらないよう単独飼育や容器を分けての管理がすすめられます。
- Q.小川ブラックはCITESの対象になりますか?
- A.小川ブラックはCITESの対象外です。
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