Oryzias latipes
特定の品種名ではなく、ヒレの形の変化を指す形質名。尾びれの付け根(尾柄部)が幅広く、背びれと尻びれの軟条が多くて横に長いのが特徴。北辻ヒレロングで見つかった。
ワイドフィンは、特定の品種の名前ではなく、日本メダカ協会の品種分類マニュアルで整理されたヒレの変化の形質の一つ。改良メダカWEB図鑑によると、2016年に山本健二氏がワイドフィンの特徴を持つオスを発見した。尾柄部(尾びれの付け根)が幅広く、背びれと尻びれの軟条(ヒレのすじ)が多いため、ヒレが体の前後方向に長く広がって見える。この形質を持つメダカは、令和3年度に日本メダカ協会の認定新品種第36号「北辻ヒレロング」として登録され、その特徴がのちに「ワイドフィン」の名で形質として分類された。現在は、ワイドフィンをほかの体色やヒレ長と組み合わせた多くの品種が作られており、品評会でもワイドフィンを含む出品が多い。流通名に「ワイドフィン」とあっても、体色や鱗など他の特徴は品種ごとに異なるので、購入時は品種名全体を確認したい。ヒレ長は軟条が伸びてヒレが縦にも伸びる形質で、ワイドフィンとは別。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ワイドフィンメダカの成体サイズは全長3〜4cm前後(野生のメダカは標準体長最大4cm:FishBase)です。
原産地
日本(観賞用の改良品種)
寿命
資料が少ない
サイズ
全長3〜4cm前後(野生のメダカは標準体長最大4cm:FishBase)
適温
5〜30℃(適温20〜28℃)
雑食(浮上性の人工飼料、ミジンコなどの生餌)
広いヒレは横見のガラス水槽で観賞すると特徴がわかりやすい。ヒレを傷めないよう角のある飾りは避ける。
ワイドフィンの出方は品種や系統によって異なる。背びれ・尻びれが横に長く、尾柄部の太い個体を種親に選ぶ。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Oryzias latipes (Temminck & Schlegel, 1846)
別名(シノニム): Aplocheilus latipes (Temminck & Schlegel, 1846), Poecilia latipes Temminck & Schlegel, 1846
典拠データベース: GBIF · GBIF · 日本メダカ協会 品種分類マニュアル
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
改良メダカはメダカ(Oryzias latipes)から作られた観賞用の品種で、CITES 附属書への掲載はなく(Species+ で確認)、外来生物法の規制対象でもない。一方、日本の野生のメダカ(ミナミメダカ・キタノメダカ)は環境省レッドリストで絶滅危惧II類とされ、地域ごとに遺伝的な違いがある。改良メダカを川・池・田んぼなど野外に放すと、野生メダカとの交雑で遺伝子攪乱を起こすため、絶対に放さないこと。
出典: Species+(CITES) / 環境省 特定外来生物等一覧 / Wikipedia(メダカ:保護活動と遺伝子汚染の問題)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
温和で、同じくらいの大きさの改良メダカと飼える。品種の特徴を残したい場合は、別の品種と同じ容器で繁殖させない。
浮上性の人工飼料を3〜5分で食べきれる量だけ与える。夏は1日2回以上、春秋は1日1回が目安で、冬の屋外では餌を控える。
改良メダカを川・池・田んぼなど野外に放さない。野生メダカとの交雑で遺伝子攪乱が起きる。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
ワイドフィンメダカの成体サイズは全長3〜4cm前後(野生のメダカは標準体長最大4cm:FishBase)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ワイドフィンメダカの食性は「雑食(浮上性の人工飼料、ミジンコなどの生餌)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ワイドフィンメダカの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日