
出典: Wikimedia Commons
Odontolabis siva
別名オニツヤクワガタ。インドから台湾、マレー半島、ベトナムにかけて広く分布する大型種で、飼育レコードは96.6mmに達する。オスの大顎の型は前蛹期の温度で変わることが知られる。
シバツヤクワガタ(Odontolabis siva)は別名をオニツヤクワガタといい、インドから台湾、マレー半島、ベトナムにかけて広く分布する大型のツヤクワガタである。1980年代に台湾で本種の累代飼育を行った小島啓史により、雄の大顎の発現型が前蛹の時期の温度によって変化するという知見が得られた種でもある。それによると23度から25度で原歯型、20度から23度で両歯型、16度から20度で先歯型が得られるとされる。この観察はツヤクワガタ属全体の大顎変異が成長期の栄養条件だけでなく環境温度にも左右される可能性を示すものとして知られている。台湾産クワガタの研究で知られる境野宏行によれば、本種などには両歯型より大顎をのぞく体格が小さい先歯型や、原歯型より小さい両歯型が存在し、これは逆転現象と呼ばれている。幼虫は半土化した腐植質に棲み、その中に壺状の坑道空間を作って縄張りとする。飼育レコードは原名亜種で96.6mm、台湾産で95.5mmが登録されている。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
シバツヤクワガタの成体サイズは飼育レコードは原名亜種96.6mm、台湾産95.5mm(野外レコードは原名亜種92.8mm、台湾産90.6mm)です。
原産地
インド、台湾、マレー半島、ベトナム(台湾から中国にかけて広く分布)
寿命
成虫は数か月程度
サイズ
飼育レコードは原名亜種96.6mm、台湾産95.5mm(野外レコードは原名亜種92.8mm、台湾産90.6mm)
適温
20〜28℃
湿度
60〜80%
成虫は広葉樹の発酵した樹液と昆虫ゼリー、幼虫は半土化した腐植質
飼育レコード(♂)
96.6 mm
野外レコード(♂)
92.8 mm
記録出典: BE-KUWA 2025年度版 外国産クワガタムシの飼育レコード個体(シバ 原名亜種 飼育96.6mm 林志勇 2022年登録、野外92.8mm、予想体長100mm。台湾産 飼育95.5mm 林志勇 2023年登録、野外90.6mm、予想体長98mm)
代表的な産地(ロカリティ)
累代コードの見方
出典: BE-KUWA 認定飼育レコード(むし社、2025年度版 PDF) / ツヤクワガタ属 - Wikipedia(属の分布・生態・大顎の3型・幼虫の腐植質食性・種別の産卵難易度)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Odontolabis siva (Hope, 1845)
別名(シノニム): Odontolabis siva parryi
典拠データベース: GBIF
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
植物防疫法: コガネムシ上科(カブトムシ・クワガタムシ・ハナムグリ等)の生きた個体を輸入する際は、外来生物法に基づき輸出国政府機関等が発行する種類名証明書の添付が必要(輸入港は成田・中部・関西・福岡・鹿児島の各空港に限定)。本種自体は特定外来生物ではなく、証明書の添付により輸入可能。
出典: 環境省 外来生物法「コガネムシ上科に含まれる生きた昆虫を輸入される方へ」 / CITES 附属書(checklist.cites.org)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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本種について公表された飼育温度・湿度の数値が確認できないため、具体的な数値は示さない。ただし本種では前蛹期の温度で雄の大顎の型が変わり、23度から25度で原歯型、20度から23度で両歯型、16度から20度で先歯型が得られると報告されている。属としては耐寒能力が低い。
属としてはブルマイスターやオニツヤクワガタ、ダールマンツヤクワガタは市販のカブトマットで簡単に採卵できるとされ、本種は産卵が容易な側に入る。幼虫の飼育には使い古したマットに菌糸カスを混ぜたものや、窒素分の豊富なカブトマットが使われる。飼育レコードは原名亜種96.6mm、台湾産95.5mmである。
ツヤクワガタ属のオスは気性が荒く闘争心が強い種が多く、気の合わないメスを殺してしまうこともある。多頭飼育は厳禁で単独飼育が基本になる。幼虫も腐植質中の坑道空間を縄張りとして侵入者を攻撃し、時に捕食するため個別に管理する。
属としては孵化から蛹化までに1年から2年かかり、成虫の寿命は数か月程度である。長歯型ないし先歯型の大型雄を狙う場合は前蛹期を低温で過ごさせる必要があるため、その分だけ羽化までの期間も延びる。
台湾産の個体群は別系統として流通しており、産地の異なる個体を交ぜないこと。コガネムシ上科の生きた昆虫の輸入には種類名証明書が要る。ツヤクワガタ類は幼虫でも他種との競合性が高く、日本国内で競合しうるのはカブトムシやヤンバルテナガコガネ、マルバネクワガタ類など沖縄の希少種である可能性が高いとされるため、野外に放さない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
シバツヤクワガタの成体サイズは飼育レコードは原名亜種96.6mm、台湾産95.5mm(野外レコードは原名亜種92.8mm、台湾産90.6mm)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
シバツヤクワガタの食性は「成虫は広葉樹の発酵した樹液と昆虫ゼリー、幼虫は半土化した腐植質」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
シバツヤクワガタの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日