クワガタムシの種類を国内種・外国産別に解説。オオクワガタ・ヒラタクワガタ・ニジイロクワガタなど人気種の特徴、大きさ、飼育難易度、価格帯を詳しく紹介します。
この記事のポイント
クワガタムシの種類を国内種・外国産別に解説。オオクワガタ・ヒラタクワガタ・ニジイロクワガタなど人気種の特徴、大きさ、飼育難易度、価格帯を詳しく紹介します。
クワガタムシはコウチュウ目クワガタムシ科に属する昆虫で、世界に1,200種以上が存在します。日本国内でも30種以上が生息しており、地域ごとに異なる種が分布しています。オスの発達した大顎(アゴ)が特徴的で、種によって形状や大きさが大きく異なります。
昆虫飼育の世界では、クワガタムシはカブトムシと並ぶ人気種で、特定の個体・サイズへのこだわりが強いマニアが多いジャンルです。国産種は日本の気候に適応しており飼育しやすい一方、外国産の大型種・カラフルな種類も人気が高まっています。
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オオクワガタ(Dorcus hopei binodulosus) 日本最大のクワガタで、オスは最大で80mm以上に達します。かつては「幻の昆虫」と呼ばれた希少種ですが、現在は人工繁殖が普及し入手しやすくなっています。飼育は比較的容易で、幼虫はマット・菌糸ビンで育てられます。温度管理(20〜25℃)と発酵マットが大型個体を育てるカギです。
ヒラタクワガタ(Dorcus titanus pilifer) 扁平な体型が特徴で、オスの顎が発達しています。日本各地に生息し、対馬・壱岐など離島産の個体は特に大型で人気が高いです。気性が荒く飼育者への挟み込みに注意が必要ですが、繁殖は比較的容易です。
ミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratus) 美しい金毛と特徴的な頭の形が魅力。高標高・低温を好む種で、平地での長期飼育は難しいです。成虫寿命が短め(2〜3ヶ月)なため、繁殖を目的とする場合は温度管理が特に重要です。
ノコギリクワガタ(Prosopocoilus inclinatus) 日本で最も一般的なクワガタ。山中で採集できる機会も多く、親しみやすい種です。成虫期間が長く(1〜2年)、飼育の入門種として最適です。
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ニジイロクワガタ(Phalacrognathus muelleri) オーストラリア原産。名前の通り虹色に輝く美しい外観が最大の魅力です。飼育も比較的容易で、温度20〜25℃・マット・材産卵で繁殖可能。気性も穏やかで飼育入門に向いています。
パラワンオオヒラタクワガタ(Dorcus titanus palawanicus) フィリピン・パラワン島産。世界最大のヒラタクワガタで、最大110mm以上に達します。大型・強力なため扱いには注意が必要ですが、その存在感は圧巻です。
ギラファノコギリクワガタ(Prosopocoilus giraffa) 世界最長のクワガタとしてギネス認定された記録を持ちます。細長い顎が特徴で、最大110mm超。インドネシア・マレーシア産が主に流通しています。
コーカサスオオカブトムシ(Chalcosoma caucasus)※クワガタではありませんが関連種 三叉の角が特徴的。
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| 種類 | 飼育難易度 | 成虫寿命 | 大きさ(オス最大) | 費用目安(ペア) | |---|---|---|---|---| | オオクワガタ(国産) | 易 | 2〜5年 | 80mm超 | 3,000〜10,000円 | | ヒラタクワガタ(国産) | 易〜中 | 2〜4年 | 70mm超 | 2,000〜8,000円 | | ミヤマクワガタ(国産) | 難 | 2〜3ヶ月 | 80mm超 | 3,000〜15,000円 | | ニジイロクワガタ | 易 | 1〜2年 | 70mm程度 | 2,000〜6,000円 | | パラワンオオヒラタ | 中 | 2〜3年 | 110mm超 | 5,000〜20,000円 |
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