
出典: Wikimedia Commons
Odontolabis femoralis
翅が黄色く色づき、脚が鮮やかな赤色になる大型のツヤクワガタ。頭部の中央も赤みを帯びる。この赤い脚からアカアシオニツヤクワガタとも呼ばれる。マレー半島とスマトラ島に分布する。
フェモラリスツヤクワガタ(Odontolabis femoralis)はマレー半島とスマトラ島に分布する大型のツヤクワガタで、原名亜種のほかにボルネオ島の亜種 waterstradti、パラワン島の亜種 palawanicus が知られる。翅が黄色く色づき、脚が鮮やかな赤色になるのが特徴で、この赤い脚からアカアシオニツヤクワガタとも呼ばれる。頭部の中央も赤みを帯びる。パラワン島の亜種は雄1個体のホロタイプのみが見つかっており、前翅が黒化する。ツヤクワガタ属の例にもれず雄の大顎は原歯型、両歯型、長歯型の三つの型に分かれ、どの型が現れるかは前蛹期の温度にも左右されるとされる。幼虫は広葉樹材の腐朽が進んで半土化した腐植質に棲み、その中に壺状の坑道空間を作って縄張りとする。侵入してくる同種や他種の昆虫には攻撃を加え、時に捕食する。成虫も幼虫も耐寒能力は低い。飼育レコードは原名亜種で92.2mm、ボルネオ産で91.9mmが登録されている。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
フェモラリスツヤクワガタの成体サイズは飼育レコードは原名亜種92.2mm、ボルネオ産91.9mm(野外レコードは原名亜種94.5mm、ボルネオ産99.0mm)です。
原産地
マレー半島・スマトラ島(亜種 waterstradti はボルネオ島、亜種 palawanicus はパラワン島)
寿命
成虫は数か月程度
サイズ
飼育レコードは原名亜種92.2mm、ボルネオ産91.9mm(野外レコードは原名亜種94.5mm、ボルネオ産99.0mm)
適温
20〜28℃
湿度
60〜80%
成虫は広葉樹の発酵した樹液と昆虫ゼリー、幼虫は半土化した腐植質
飼育レコード(♂)
92.2 mm
野外レコード(♂)
94.5 mm
記録出典: BE-KUWA 2025年度版 外国産クワガタムシの飼育レコード個体(フェモラリス 原名亜種 飼育92.2mm 佐々木大河 2022年登録、野外94.5mm、予想体長99mm。ボルネオ産 飼育91.9mm 陳柄佑 2025年登録、野外99.0mm、予想体長102mm)
代表的な産地(ロカリティ)
産地別亜種
累代コードの見方
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Odontolabis femoralis Waterhouse, 1887
別名(シノニム): Odontolabis femoralis femoralis, Odontolabis femoralis waterstradti, Odontolabis femoralis palawanicus
典拠データベース: GBIF
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
植物防疫法: コガネムシ上科(カブトムシ・クワガタムシ・ハナムグリ等)の生きた個体を輸入する際は、外来生物法に基づき輸出国政府機関等が発行する種類名証明書の添付が必要(輸入港は成田・中部・関西・福岡・鹿児島の各空港に限定)。本種自体は特定外来生物ではなく、証明書の添付により輸入可能。
出典: 環境省 外来生物法「コガネムシ上科に含まれる生きた昆虫を輸入される方へ」 / CITES 附属書(checklist.cites.org)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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ツヤクワガタ属は成虫も幼虫も耐寒能力が低く、日本本土以北の冬季の気温では生存できないとされる。マットの乾燥を避ける。
幼虫は広葉樹材の腐朽が進んで半土化した腐植質を食べる。属としては使い古したマットに菌糸カスを混ぜたものや、窒素分の豊富なカブトマットが幼虫の餌に用いられ、産卵が難しい種には赤枯れフレークが使われる。孵化から蛹化までは1年から2年かかる。
ツヤクワガタ属のオスは気性が荒く闘争心が強い種が多く、大型種では特にそうである。気の合わないメスを殺してしまうこともあるため、多頭飼育は厳禁で単独飼育が基本になる。幼虫も坑道空間を縄張りとして侵入者を攻撃するため個別に管理する。
属としては孵化から蛹化までに1年から2年かかり、成虫の寿命は数か月程度である。活動開始後1か月半ほど過ぎた個体は、以降、付節や触角の壊死欠落が急速に進行するとされる。
原名亜種のほかボルネオ島とパラワン島の亜種があり、産地の異なる個体を交ぜないこと。コガネムシ上科の生きた昆虫の輸入には種類名証明書が要る。ツヤクワガタ類は幼虫でも他種との競合性が高いため、野外に放したり遺棄したりしない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
フェモラリスツヤクワガタの成体サイズは飼育レコードは原名亜種92.2mm、ボルネオ産91.9mm(野外レコードは原名亜種94.5mm、ボルネオ産99.0mm)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
フェモラリスツヤクワガタの食性は「成虫は広葉樹の発酵した樹液と昆虫ゼリー、幼虫は半土化した腐植質」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
フェモラリスツヤクワガタの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日