
出典: Wikimedia Commons
Odontolabis castelnaudi
マレー半島からスマトラ島、ボルネオ島に分布する大型のツヤクワガタ。スマトラ島周辺には別亜種が見られる。飼育は非常に難しい種とされ、黒土マットで産卵することがあると報告されている。
カステルナウディツヤクワガタ(Odontolabis castelnaudi)はマレー半島からスマトラ島、ボルネオ島にかけて分布する大型のツヤクワガタで、スマトラ島周辺には亜種 inomatai と亜種 mentawaiensis が見られる。ツヤクワガタ属の例にもれず雄の大顎は原歯型、両歯型、長歯型の三つの型に分かれる。幼虫は広葉樹材の腐朽が進んで半土化した腐植質に棲み、その中に壺状の坑道空間を作って縄張りとし、侵入してくる同種や他種の昆虫を攻撃して時に捕食する。本種は属の中でも飼育が非常に難しい種とされ、市販のカブトマットで簡単に採卵できるブルマイスターやダールマンツヤクワガタとは対照的だが、黒土マットで産卵することがあると報告されている。成虫も幼虫も耐寒能力は低い。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
カステルナウディツヤクワガタの成体サイズは飼育レコード85.3mm、野外レコード95.0mmです。
日本語版 Wikipedia は最大体長を94mm、当時の飼育下最大を84.8mmとしているが、BE-KUWA 2025年度版では飼育レコードが85.3mm、野外レコードが95.0mmに更新されている。
原産地
マレー半島・スマトラ島・ボルネオ島(亜種 inomatai と mentawaiensis はスマトラ島周辺)
寿命
成虫は数か月程度
サイズ
飼育レコード85.3mm、野外レコード95.0mm
適温
20〜28℃
湿度
60〜80%
成虫は広葉樹の発酵した樹液と昆虫ゼリー、幼虫は半土化した腐植質
飼育レコード(♂)
85.3 mm
野外レコード(♂)
95 mm
記録出典: BE-KUWA 2025年度版 外国産クワガタムシの飼育レコード個体(カステルナウ 原名亜種 飼育85.3mm 小村幸矢 2023年登録、野外95.0mm、予想体長100mm)。日本語版 Wikipedia は最大体長94mm・飼育84.8mmとしており、レコードは更新されている
代表的な産地(ロカリティ)
産地別亜種
累代コードの見方
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Odontolabis castelnaudi Parry, 1862
別名(シノニム): Odontolabis castelnaudi inomatai, Odontolabis castelnaudi mentawaiensis
典拠データベース: GBIF
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
植物防疫法: コガネムシ上科(カブトムシ・クワガタムシ・ハナムグリ等)の生きた個体を輸入する際は、外来生物法に基づき輸出国政府機関等が発行する種類名証明書の添付が必要(輸入港は成田・中部・関西・福岡・鹿児島の各空港に限定)。本種自体は特定外来生物ではなく、証明書の添付により輸入可能。
出典: 環境省 外来生物法「コガネムシ上科に含まれる生きた昆虫を輸入される方へ」 / CITES 附属書(checklist.cites.org)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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本種について公表された飼育温度・湿度の数値が確認できないため、具体的な数値は示さない。ツヤクワガタ属は成虫も幼虫も耐寒能力が低く、日本本土以北の冬季の気温では生存できないとされる。マットの乾燥を避ける。
本種は属の中でも飼育が非常に難しい種とされ、産卵を取るのが難関になる。黒土マットで産卵することがあると報告されており、赤枯れフレークを試す価値もある。幼虫の餌には使い古したマットに菌糸カスを混ぜたものや窒素分の豊富なカブトマットが使われる。飼育レコードは85.3mmである。
ツヤクワガタ属のオスは気性が荒く闘争心が強い種が多く、気の合わないメスを殺してしまうこともある。多頭飼育は厳禁で単独飼育が基本になる。幼虫も腐植質中の坑道空間を縄張りとして侵入者を攻撃し、時に捕食するため個別に管理する。
属としては孵化から蛹化までに1年から2年かかり、成虫の寿命は数か月程度である。活動開始後1か月半ほど過ぎた個体は、以降、付節や触角の壊死欠落が急速に進行するとされる。
スマトラ島周辺に亜種 inomatai と mentawaiensis があり、産地の異なる個体を交ぜないこと。コガネムシ上科の生きた昆虫の輸入には種類名証明書が要る。ツヤクワガタ類は幼虫でも他種との競合性が高いため、放虫や遺棄による原産地以外での野生化は絶対に避ける。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
カステルナウディツヤクワガタの成体サイズは飼育レコード85.3mm、野外レコード95.0mmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
カステルナウディツヤクワガタの食性は「成虫は広葉樹の発酵した樹液と昆虫ゼリー、幼虫は半土化した腐植質」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
カステルナウディツヤクワガタの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日