
出典: Wikimedia Commons
Dorcus nepalensis
ヒマラヤ地域に分布する世界最大のコクワガタで、体長は80mm近くに達する。オスの大顎は直線的に長く伸び、ツヤクワガタのような色合いをもつ。涼しい高地の種で、日本での飼育は難しい。
ネパールコクワガタ(Dorcus nepalensis (Hope, 1831))は、クワガタ属アローコクワガタ亜属(Hemisodorcus)のクワガタムシで、ネパレンシスコクワガタとも呼ばれる。インド北東部とネパールに分布するとされ、GBIF の記録はインドのウッタラーカンド州、アルナーチャル・プラデーシュ州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、中国のチベット自治区、ブータン、ネパールなどヒマラヤ一帯から登録がある。Lucanus nepalensis として記載され、Lucanus parryi など複数のシノニムがある。オスの大顎は直線的に長く伸び、第一内歯は中央より少し先端寄りにつく。同じ亜属のアローコクワガタ(D. arrowi)は大顎が弧を描いて左右に大きく広がり、ドンキエールコクワガタ(D. donckieri)は大顎がより直線的で前翅が濃い赤褐色になる。低温帯にすむため、日本での飼育は難しいとされる。BE-KUWA 2025年度版の記録はオスの飼育78.4mm・野外80.0mm、メスの飼育52.5mm。国内では外国産コクワガタの定番として専門店が扱う。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ネパールコクワガタの成体サイズは最大80mm近く(飼育レコード♂78.4mm・♀52.5mm、野外レコード♂80.0mm)です。
世界最大のコクワガタで体長は80mm近くに達し、大きさに加えてツヤクワガタのような色合いで人気が高い。
原産地
ヒマラヤ地域(インド北部・北東部、ネパール、ブータン、中国チベット自治区)
寿命
資料が少ない
サイズ
最大80mm近く(飼育レコード♂78.4mm・♀52.5mm、野外レコード♂80.0mm)
適温
20〜28℃
湿度
60〜80%
成虫は樹液・昆虫ゼリー、幼虫は朽木・菌糸・発酵マット
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
生きた外国産のクワガタムシ・カブトムシ・ハナムグリなどコガネムシ上科の昆虫は、植物防疫法で輸入が禁止されている検疫有害動物に当たるものが多く、輸入できる種でも外来生物法により外国の政府機関等が発行する種類名証明書の添付が必要です(輸入できる空港は限られ、国際郵便では輸入できません)。輸入の可否は植物防疫所への事前確認が必要なため、国内で繁殖された個体を選び、飼育個体は野外に放さないでください。
出典: 植物防疫所「コガネムシ上科の輸入について」 / 植物防疫所「生きた昆虫類を輸入される方へ」 / 環境省「特定外来生物等一覧」 / Species+(CITES 附属書の照会・該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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低温帯にすむ種で、日本の夏の暑さが飼育の難しさにつながる。温度の数値資料は少ないが、高温を避けて涼しく管理することが前提になる。
本種の繁殖を詳しく扱った資料は少ない。クワガタ属(ドルクス)として、産卵木や発酵マットを用意し、涼しい環境で産卵させる。
オスは長い大顎で争うため、成虫は単独で管理し、ペアリングの時だけ同居させる。
本種の幼虫期間・成虫寿命は資料が少ない。
同じ亜属のアローコクワガタ(大顎が弧を描く)やドンキエールコクワガタ(前翅が濃い赤褐色)と取り違えないよう、学名と産地を確認する。外国産クワガタ・カブトムシ類の輸入は植物防疫法と外来生物法(種類名証明書)の規制対象で、可否は種ごとに植物防疫所の確認が必要なため、国内で殖やされた個体を選ぶのが確実である。飼育個体は野外に放さない。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
ネパールコクワガタの成体サイズは最大80mm近く(飼育レコード♂78.4mm・♀52.5mm、野外レコード♂80.0mm)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ネパールコクワガタの食性は「成虫は樹液・昆虫ゼリー、幼虫は朽木・菌糸・発酵マット」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ネパールコクワガタの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日