サンゴの病気と対処法|RTN・STN・BJDの症状と予防
サンゴに発生する主要な病気(RTN・STN・BJD・白化)の原因・症状・対処法を解説。早期発見のサインと予防策、トラブル時の応急処理方法を紹介します。サンゴの病気は「時間との戦い」——早期発見が生死を分ける サンゴを飼育していると、ある日突然、組織が溶けるように剥がれ落ちたり、表面が茶色いゼリー状の物質に覆われた…

この記事のポイント
サンゴに発生する主要な病気(RTN・STN・BJD・白化)の原因・症状・対処法を解説。早期発見のサインと予防策、トラブル時の応急処理方法を紹介します。サンゴの病気は「時間との戦い」——早期発見が生死を分ける サンゴを飼育していると、ある日突然、組織が溶けるように剥がれ落ちたり、表面が茶色いゼリー状の物質に覆われた…
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サンゴの病気は「時間との戦い」——早期発見が生死を分ける
サンゴを飼育していると、ある日突然、組織が溶けるように剥がれ落ちたり、表面が茶色いゼリー状の物質に覆われたりする場面に遭遇することがあります。こうした病気は進行が非常に速く、適切な対処が数時間遅れるだけで個体全体を失うケースも珍しくありません。
サンゴの病気を怖れるだけでなく、「どんな症状か」「なぜ起きるか」「どう対処するか」を事前に頭に入れておくことが、被害を最小限に抑える最善策です。本記事では、海水水槽で特に問題になることの多いRTN・STN・BJDの3種類の病気と、白化について詳しく解説します。
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RTN(急速組織壊死)——数時間で広がる最も危険な病気
症状と見分け方
RTN(Rapid Tissue Necrosis)は、その名の通り組織が「急速」に壊死していく病気です。健康だったサンゴが数時間のうちに骨格を露出させ始め、最速で一晩のうちに全体が白骨化することもあります。
主な症状は以下の通りです。
- 組織が境界線を作りながら白い骨格を露出させる
- 粘液状・ゼリー状の組織が剥がれ落ちてウォーターカラムに浮遊する
- 露出した骨格は白く、後に藻類が繁殖して緑や黒に変色する
- ミドリイシ(Acropora)やコモンサンゴ(Montipora)などSPS(小ポリプサンゴ)で特に多発する
主な原因
RTNは単一の原因で起きるわけではなく、複数の要因が重なって発症することがほとんどです。




