サンゴ水槽のブラックアウト遮光テクニック|藍藻・コケを一掃する実践法
ブラックアウト(完全遮光)はサンゴ水槽に蔓延した藍藻・コケを一掃する効果的な手法です。正しい手順・期間・サンゴへのリスク管理を徹底解説します。ブラックアウトとは何か ブラックアウトとは、水槽を数日間完全に遮光することで、光合成に依存する藍藻(シアノバクテリア)や一部のコケを枯死させるリセット手法です。サンゴ水槽で…

この記事のポイント
ブラックアウト(完全遮光)はサンゴ水槽に蔓延した藍藻・コケを一掃する効果的な手法です。正しい手順・期間・サンゴへのリスク管理を徹底解説します。ブラックアウトとは何か ブラックアウトとは、水槽を数日間完全に遮光することで、光合成に依存する藍藻(シアノバクテリア)や一部のコケを枯死させるリセット手法です。サンゴ水槽で…
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ブラックアウトとは何か
ブラックアウトとは、水槽を数日間完全に遮光することで、光合成に依存する藍藻(シアノバクテリア)や一部のコケを枯死させるリセット手法です。サンゴ水槽では光が生命線であるため、この手法はリスクを伴いますが、正しく実施すれば効果は絶大です。
藍藻は赤紫色のぬめりとして底砂・ライブロック・サンゴの基部を覆い、放置すると酸素不足やサンゴの窒息死につながります。コケ取り生体や換水でも追いつかない状況にブラックアウトが有効です。
どんなコケ・藍藻に効くか
ブラックアウトが特に効果を発揮するのは以下の種類です。
- 藍藻(シアノバクテリア): 赤紫色の膜状。光合成能力が高く遮光に弱い。3〜4日で枯死。
- 緑藻の一部: 糸状緑藻や斑点状コケ。遮光で成長を止められる。
- 茶ゴケ(珪藻): 立ち上げ初期に多いが、遮光でリセット効果あり。
一方、ダイノフラジェラータ(ダイノス)は逆効果になる場合があります。遮光を好む種があるため、事前に種の同定が必要です。
実施前の準備
ブラックアウトを安全に行うための事前準備は非常に重要です。
1. 水質チェック NO3・PO4・KH・Ca・Mgを測定し、ブラックアウト前に正常範囲に整えておきます。遮光中は水質測定が困難なため、開始時の数値を記録しておきましょう。
2. サンゴの状態確認 弱っているサンゴや新規導入したばかりのサンゴは遮光への耐性が低いため、事前に隔離することを推奨します。健康なサンゴは3〜4日の遮光に耐えられますが、SPSは要注意です。
3. プロテインスキマーのパワーアップ 遮光中に死んだ藍藻・コケが大量に分解されると有機物が急増します。スキマーの設定を強めにしておきましょう。
4. バクテリア剤の準備 遮光後の回復期に役立ちます。

