ミドリイシの種類別飼育ガイド|人気種の特徴と飼育難易度の比較
SPS飼育の主役であるミドリイシ(Acropora)の種類別飼育ガイド。ウスエダミドリイシ・スギノキミドリイシなどの人気種の特徴、光量・水流の要件を紹介します。ミドリイシ(Acropora属)はサンゴ水槽の頂点に位置するSPS(Small Polyp Stony Coral)で、その鮮やかな色彩と美しい骨格形態は…

この記事のポイント
SPS飼育の主役であるミドリイシ(Acropora)の種類別飼育ガイド。ウスエダミドリイシ・スギノキミドリイシなどの人気種の特徴、光量・水流の要件を紹介します。ミドリイシ(Acropora属)はサンゴ水槽の頂点に位置するSPS(Small Polyp Stony Coral)で、その鮮やかな色彩と美しい骨格形態は…
ミドリイシ(Acropora属)はサンゴ水槽の頂点に位置するSPS(Small Polyp Stony Coral)で、その鮮やかな色彩と美しい骨格形態はリーフキーパーの憧れです。しかし、ミドリイシは飼育難易度が高く、水質・照明・水流のすべてが高水準で管理されていなければ維持できません。ミドリイシと一口に言っても多くの種が存在し、種類によって飼育のしやすさや好む環境条件が異なります。本記事では、人気のミドリイシの種類を紹介し、それぞれの飼育のポイントを解説します。
ミドリイシ飼育の前提条件
ミドリイシの飼育に挑戦する前に、水槽環境が以下の条件を満たしているか確認しましょう。水槽は立ち上げから最低6ヶ月〜1年が経過し、水質が安定していることが前提です。新しい水槽にミドリイシを入れると、水質の変動で高確率で白化します。水質パラメータの目標値は、比重1.025〜1.026、水温25〜26℃、KH7〜9°dH、カルシウム420〜450ppm、マグネシウム1280〜1350ppm、硝酸塩1〜5ppm、リン酸塩0.01〜0.03ppmです。照明はPAR値200〜400を水槽上部で確保できる高出力LEDが必要です。水流は強めのランダムフローを好み、水槽水量の30〜50倍/時の流量を目標にします。プロテインスキマーは必須で、水槽水量の2〜3倍の処理能力を持つ機種を推奨します。カルシウムリアクターまたはドーシングポンプによるKH・Ca・Mgの自動添加システムも、安定維持には欠かせません。
