奇虫図鑑|全283品種の種類一覧
タランチュラ・サソリ・ムカデなど人気の奇虫の飼育情報・特徴・難易度をまとめた品種図鑑です。
141品種を表示 / 283品種中(49–72)
© ConstantineShovel / CC BY 4.0スパチュラートゥスワラジムシ
Porcellio spatulatus
南欧の乾いた岩場に住む、平たく幅広な体つきのワラジムシ。スレートグレーから淡い青灰色の体に濃い背帯と明るい縁取りが入る。乾燥気味で通気のよい環境を好み、体を丸めることはできない。

スパニッシュオレンジワラジムシ
Porcellio hoffmannseggii
鮮やかなオレンジ色と大型の体が魅力のスペイン産大型ワラジムシ。乾燥気味でカルシウムを多く要する。動きは速いが咬傷も毒もなく無害な腐食性種。
© Arabella Willing / CC BY 4.0ソコトラアイランドブルー
Monocentropus balfouri
青みを帯びた脚とクリーム色の腹部が美しいソコトラ島固有のオールドワールド種。共同飼育が可能なことでも知られ、オールドワールドの中では比較的扱いやすい種です。
© Quengsalinas / CC BY-SA 4.0ダースモールタランチュラ
Psalmopoeus victori
緑の光沢を帯びた頭胸部と暗色の前脚に対し、腹部と第3・第4脚に鮮やかな赤い毛が生える中米産の樹上性タランチュラ。刺激毛を持たず、動きが速いため直接扱わない飼育が前提になる。
© Jbjensen1 / CC0タイガーセンチピード
Scolopendra polymorpha
北米西部の乾燥地に分布する中型のオオムカデ。各体節に入る暗色の横帯が虎縞に見える。体色変異が多く、南カリフォルニアの青い個体群も流通する。毒は比較的弱く、入門種とされる。
© Bat / CC0タイガーヒッサー
Gromphadorhina grandidieri
黒・黄・オレンジ・赤が混じる派手な体色をもつマダガスカル産のマダガスカルゴキブリ類。幼虫のうちは黒く、成虫になって初めて本来の色が現れる。他のヒッサーよりやや多湿を好む。
© Www.universoaracnido.com / CC BY-SA 2.5タイゼブラ
Melopoeus albostriatus
黒地の脚に白い縦縞が走り、腹部にも白いジグザグ模様が入る東南アジア産の地中性タランチュラ。熱帯林のほか竹林や水田にも生息し、垂直に深い坑道を掘って夜間に活動する。

タイレインボーヤスデ
Atopochetus spinimargo
タイ南部に分布するタイ固有のヤスデ。暖かい橙と灰緑の帯が交互に並び、光の当たり方で見え方が変わる。脚が長くよく登り、成体は昼間も歩き回る。2018年記載の新しい種。
© 陳度度 / CC BY 4.0タイワンサソリモドキ
Typopeltis crucifer
沖縄諸島以南と台湾に分布するサソリモドキ。体長4cm前後で全身ほぼ黒く、体長と同程度の細い鞭状の尾をもつ。刺激すると刺激臭のある液を噴射する。アマミサソリモドキとは触肢の突起の形で区別する。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0ダモン・バリエガトゥス
Damon variegatus
南部アフリカに分布するウデムシで、英名はコモンホイップスパイダー。扁平な体に斑模様が入り、鞭状の第1脚で周囲を探る。毒腺を持たない無毒種で、同属の近縁種が多く産地により別種が含まれる。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0ダモン・メディウス
Damon medius
西アフリカの熱帯雨林に分布する体長3〜4cmのウデムシ。扁平な体と鞭のように長い第1脚をもち、横歩きで移動する。毒腺を持たない無毒種で、広さがあれば複数飼育もできる温和な奇虫。
© David F. Belmonte / CC BY 4.0タラポトピンクトゥ
Avicularia merianae
ペルーのサンマルティン州に住む樹上性のアビキュラリア。2017年の属の再検討で記載された比較的新しい種で、流通名のタラポトは主な記録地の町にちなむ。

タランチュラ
世界最大級のクモ。毛深い外見に反して温順な種が多い。メキシカンレッドニーが入門種として人気。
© B. Navez / CC BY-SA 3.0タンザニアンブルーリングレッグ
Scolopendra morsitans
オオムカデ属の模式種で、全大陸の熱帯〜温帯に広がる。赤い頭部と条線の入る胴が特徴だが地域変異が大きい。最大13cmほどの中型種で、タンザニア産が脚に青い環をもつ個体として流通する。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0タンザニアンブルーレッグ
Ethmostigmus trigonopodus
サハラ以南アフリカに広く分布するアオムカデ亜科の大型種。青・黄・縞と脚色の異なる型があり、青い脚の個体が流通の主体。比較的おとなしく丈夫で、オオムカデ類の入門種とされる。
© Jbjensen1 / CC BY 4.0デザートヘアリースコーピオン
Hadrurus arizonensis
北米南西部の砂漠に生息する大型種。体を覆う感覚毛が名の由来。毒性は弱くハチ刺し程度だが、乾燥した深い床材と穴掘り環境を必要とする。
© Chris Brown / CC BY 4.0デューンスコーピオン
Smeringurus mesaensis
アメリカ南西部の砂漠に普通に見られるキョクトウサソリ類とは別系統のサソリ。全長7cmほどで淡色。夜行性が強く、活動は午後9時から午前3時に集中する。地中性で単独生活する。
© Yasunori Koide / CC BY-SA 3.0トビズムカデ
Scolopendra mutilans
日本各地に広く分布する代表的な大型ムカデ。赤褐色の頭部と黄色い脚が特徴。動きが速く防御的で、咬まれると強い痛みと腫れを生じる。
© Shyamal / CC BY-SA 3.0ドミノローチ
Therea petiveriana
黒地に白い斑点が並ぶ南インド産の薄明薄暮性ゴキブリ。地上性で日中は落ち葉や柔らかい土に潜り、この体色は防御物質を噴射するオサムシの一種に似せた擬態と考えられている。
© Bernard DUPONT / CC BY-SA 2.0トリカラーバロウイングスコーピオン
Opistophthalmus wahlbergii
ボツワナ・ナミビア・南アフリカに分布する穴掘りサソリ。カラハリ周辺の乾燥地に生息し、体・脚・ハサミの色調差からトリカラーの名で流通する。深い床材を敷くと巣穴に潜ったまま過ごす。
© Charles J. Sharp / CC BY-SA 4.0トリニダードシェブロン
Psalmopoeus cambridgei
腹部のシェブロン模様とオリーブ〜赤褐色の体が特徴の樹上棲種。刺激毛を持たず成長が早いが、俊敏で防御的、毒もやや強めの中〜上級向けです。

ドワーフグレーワラジムシ
Nagurus cristatus
灰色から灰褐色で、背面に種小名の由来となった控えめな隆条が走る。増殖はゆるやかで、清掃要員というより収集対象として飼われることが多い。

ドワーフピンクレッグ
Kochiana brunnipes
黒い体に、膝節から先が赤みのある淡褐色になる脚をもつブラジル産の小型タランチュラ。1属1種のコキアナ属で、腹部には金色の刺激毛がある。流通はまれで、生態もよく分かっていない。
© Individuo Núcleo / CC BY-SA 4.0ニクレシワラジムシ
Porcellio nicklesi
スペイン原産のコンパクトなワラジムシで、体長約2cmに長い尾肢を加えると約3cmになる。活発でよく姿を見せ、群れの動きが観察しやすい。乾燥気味の環境と通気を必要とし、高湿度には耐えない。
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奇虫のよくある質問
- 奇虫とは何ですか?初心者でも飼えますか?
- タランチュラ・サソリ・ヤスデ・サソリモドキなどクモガタ類や多足類を中心とした無脊椎動物の総称です。チリアンコモンタランチュラや地表性のヤスデなどは丈夫で温湿度管理も比較的容易なため、初心者向けの種として人気があります。
- 奇虫の相場はいくらくらいですか?
- タランチュラは丈夫な普及種で3,000〜30,000円、希少種は数万円以上します。サソリは2,000〜15,000円、ヤスデは1,000〜5,000円程度が目安です。種の希少性やサイズ、CB(繁殖個体)かどうかで変動します。
- 奇虫の寿命はどれくらいですか?
- タランチュラはメスが非常に長寿で、種類により10〜20年以上生きます。オスは成熟後1〜3年と短命です。サソリは5〜8年、ヤスデは種により3〜10年程度と、脱皮を繰り返しながら長く飼育できる種が多くいます。
- 奇虫の飼育に必要な設備は?
- 密閉性のあるケース、床材(種類に応じた保湿・乾燥タイプ)、シェルター、水入れが基本です。多くの種で加温が必要になるためパネルヒーターと温湿度計を用意します。樹上性タランチュラには高さと足場、地中性種には深い床材が必要です。
- 奇虫を飼う際の安全上の注意は?
- タランチュラの多くは毒性が弱いものの、刺激毛や咬傷でアレルギー反応が出ることがあります。サソリやムカデには医療対応が必要な有毒種も含まれるため、種ごとの危険性を必ず事前に確認しましょう。脱走防止のためケースの密閉と施錠を徹底することが重要です。