
出典: Wikimedia Commons
Avicularia merianae
ペルーのサンマルティン州に住む樹上性のアビキュラリア。2017年の属の再検討で記載された比較的新しい種で、流通名のタラポトは主な記録地の町にちなむ。
タラポトピンクトゥ(Avicularia merianae Fukushima & Bertani, 2017)は、オオツチグモ科アビキュラリア属の樹上性タランチュラで、英語では shadow flame pinktoe とも呼ばれる。2017年にアビキュラリア属とその近縁属を大幅に見直した論文で新種として記載され、種小名は、タランチュラの研究でも知られる17〜18世紀の博物画家マリア・シビラ・メーリアンにちなむ(Wikipedia)。ペルーの固有種で、GBIF の記録はすべてサンマルティン州にあり、流通名のタラポトは同州の町の名。記載論文には生息地での住み家(リトリート)の写真も載っている。アビキュラリア属はかつて多くの種がまとめて扱われ、流通名と学名の対応が安定しなかったグループで、2017年の再検討後も同じ名前で別種が出回ることがある。同属の飼育情報では、アビキュラリアは刺激毛(第II型)を払い飛ばさず、腹部をこすりつけて使うとされる。既存のアビキュラリア4種とは色彩が異なり、国内では韓国などで繁殖された幼体が流通する。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
本種の大きさや寿命を個別に示した一次資料は少ない。
原産地
南米(ペルー、サンマルティン州)
肉食(コオロギやゴキブリなど生きた昆虫)
樹上性。縦長のケースにコルクバークを立てて巣を張らせ、上面と側面の両方に通気口を設ける。床材は薄く敷き、水入れを常設する。
本種の資料は少ない。同属 A. avicularia の飼育情報では21〜27℃、湿度60〜70%で、空気がよどまないよう通風を十分に確保することが最も重視される。
コオロギやゴキブリなど体格に見合った生き餌。食べ残しは取り除き、脱皮直後は数日空けてから与える。
アビキュラリア属は温和だが動きが速く、驚くと跳ぶことがある。第II型の刺激毛は払い飛ばさず、こすりつけるように使う。毒は弱いとされる。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
CITES 附属書には掲載されていない(Species+ で確認)。オオツチグモ科(タランチュラ)は外来生物法の特定外来生物にも、輸入時に種類名証明書が必要な生物にも含まれていない(2026年9月時点)。蓋を固定できる容器で脱走を防ぎ、飼育個体を野外に放さないこと。
出典: Species+(CITES 附属書の照会・該当なし) / 環境省「特定外来生物等一覧」(種類名証明書の添付が必要な生物を含む)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
流通名と学名の対応が安定していない属で、同じ名前で別種が出回ることがある。導入時は学名と由来を確認し、蓋を固定できる容器で脱走を防ぐ。飼育個体は野外に放さない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
タラポトピンクトゥの食性は「肉食(コオロギやゴキブリなど生きた昆虫)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
タラポトピンクトゥの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日