
出典: Wikimedia Commons
Acropora tenuis
枝が整然と並ぶコリンボース型のミドリイシ。軸莢は管状で、放射莢は口が外へ開く形をとる。青・クリーム・黄・緑の発色が知られ、年1回の同調産卵と養殖個体の流通で知られる代表種。
ウスエダミドリイシ(Acropora tenuis)は、紅海、アデン湾、インド洋、ペルシャ湾、中央インド太平洋、オーストラリア、東南アジア、日本、東シナ海、太平洋中西部にかけて広く分布するミドリイシ科の造礁サンゴである。礁斜面上部や潮下帯の浅い礁に生育し、SeaLifeBase は水深3〜20mを記録する。群体は枝が整然と並ぶコリンボース型で、軸莢は管状、放射莢は口が外へ開く形をとる。体色は青、クリーム、黄、緑。年に一度、群体が同調して卵と精子の束を放出する雌雄同体種で、日本でも産卵観察の対象になってきた。国内外で養殖が進み、飼育下で育った個体の流通が多い。IUCNは2023年の評価で絶滅危惧IB類(EN)とし、CITES附属書IIに掲載される。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ウスエダミドリイシ(テヌイス)の適温は24〜27℃です。
原産地
紅海、アデン湾、インド洋、ペルシャ湾、中央インド太平洋、オーストラリア、東南アジア、日本、東シナ海、太平洋中西部
適温
24〜27℃
褐虫藻の光合成産物が主体。粉末・液状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。
強光を要する。AlgaeBarn は Acropora について PAR 800 以上での良好な飼育報告を挙げる。新規導入時は光量を落とし、数週間かけて段階的に上げる。
コリンボース型で枝の間が詰まるため、よどみを作らない強めの流れを当てる。上段から中段の明るい位置に置く。
水温22〜26℃、比重1.023〜1.025、KH 8〜12、カルシウム380〜440ppm、マグネシウム1300〜1400ppm。KHの急変が最も白化を招きやすい。
出典: LiveAquaria(Acropora valida) / LiveAquaria(Assorted Acropora Coral) / AlgaeBarn「A Quick Guide to LPS and SPS」 / SeaLifeBase
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Acropora tenuis (Dana, 1846)
別名(シノニム): Madrepora tenuis Dana, 1846, Acropora plana Nemenzo, 1967
典拠データベース: WoRMS
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
国内法: 日本の海での採集は都道府県の漁業調整規則で規制され、内容は県ごとに異なる。沖縄県漁業調整規則は、イシサンゴ目・クダサンゴ科・アオサンゴ目などの造礁サンゴ類の採捕を禁止しており、岸壁やロープなどに自然に付着したもの、折れて海に落ちているもの、骨格(死骸)も対象になる。違法に採捕したサンゴの所持・販売も禁止。養殖されたサンゴは対象外で、県は購入時に人工の基盤やタグの付いた養殖個体であることを確認するよう案内している。
出典: CITES 附属書 II(イシサンゴ目 Scleractinia spp. を一括掲載) / IUCN レッドリスト(SeaLifeBase 経由)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存する。粉末・液状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。給餌より光と水質の安定が優先される。
養殖個体は水槽環境に馴染みやすい。年1回の同調産卵が知られ、水槽内でも配偶子放出が起きることがある。CITES附属書II掲載種。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
ウスエダミドリイシ(テヌイス)の適正温度は24〜27℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ウスエダミドリイシ(テヌイス)の食性は「褐虫藻の光合成産物が主体。粉末・液状のサンゴフードや植物プランクトンを補助的に与える。」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ウスエダミドリイシ(テヌイス)の価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月25日