
つぶれた鼻としわだらけの顔が愛嬌たっぷりの小型犬。陽気でユーモラスな性格で家族を笑顔にしてくれる。運動量が少なく都市部の暮らしに向いている。
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パグの歴史は古く、中国の皇帝に愛された宮廷犬が起源とされています。16世紀頃にオランダを通じてヨーロッパに渡り、欧州の王侯貴族にも寵愛された記録が残っています。その後世界中に広まり、現在は家庭犬として高い人気を誇ります。外見的な特徴は平らな顔・深いしわ・丸い目・くるりと巻いた尾で、なんとも言えない愛嬌を放っています。体重は6〜9kg程度のコンパクトな体型で、被毛はなめらかな短毛です。性格は陽気で愛情深く、家族全員に懐きやすい傾向があります。遊び好きでユーモラスな一面もあり、日常生活の中に笑いをもたらしてくれます。激しい運動は不要なため都市部での飼育に向いていますが、呼吸器や目など固有の健康課題と向き合い続けることが、長く元気に暮らしてもらうための大切な条件です。
1暑さへの弱さに注意
パグは短頭種のため気道が狭く、体温調節が苦手です。夏はエアコンで室温を常に26℃以下に保ち、屋外での激しい運動は避けましょう。熱中症リスクが他の犬種より高い点を十分理解しておく必要があります。
2顔のしわのお手入れ
顔のしわの中に汚れや湿気がたまりやすく、放置すると皮膚炎の原因になります。しわの間を柔らかい布やコットンで毎日拭き取り、乾燥した状態を保つことが大切です。特に鼻の上のしわは見落としやすいので意識して確認しましょう。
3短頭種特有の健康問題
パグは短頭種気道症候群(BOAS)と呼ばれる呼吸器の問題を抱えやすく、いびきや口呼吸が日常的に見られます。重症の場合は外科的処置が必要になることもあるため、定期的な動物病院での確認が推奨されます。購入・引き取り前にブリーダーに親犬の呼吸状態を確認するのも重要です。
4肥満になりやすい体質
パグは食欲旺盛で食べすぎによる肥満になりやすく、太ることで呼吸や関節への負担がさらに増します。適切な食事量を守り、間食やおやつの与えすぎには注意が必要です。体重管理は健康維持の中で最も重要なケアの一つといえます。
5人と一緒にいたい性格
パグは飼い主やその家族と密接に過ごすことを好む犬種で、長時間の留守番はストレスになりやすいです。在宅時間が少ない場合はケアの方法を事前に検討しておく必要があります。一方で人見知りが少なく、子どもや来客にも穏やかに接するのが魅力です。
6目のトラブルに備える
パグは目が大きく飛び出した構造のため、角膜に傷がつきやすく目のトラブルが起きやすい犬種です。目やにが多い場合や目を細める様子が見られたら早めに動物病院を受診しましょう。散歩中に草木や異物が目に入らないよう注意することも予防につながります。
7被毛の抜け毛の多さ
パグは短毛ですが抜け毛が非常に多く、特に春・秋の換毛期には部屋中に毛が広がります。毎日のブラッシングと掃除機がけが欠かせず、アレルギーのある方には向かない場合があります。洋服や家具への毛の付着も多いため、ロールクリーナーなどを常備しておくと便利です。
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