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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのルーツは17世紀のイギリス王室にさかのぼります。チャールズ2世がこの小型スパニエルを溺愛したことから「キング・チャールズ」の名が冠されました。19世紀にパグとの交配が進んで顔が短くなりましたが、20世紀初頭にオリジナルの面長な顔つきを復元しようとする試みが行われ、現在の品種が確立されました。外見の最大の特徴は大きな丸い瞳と耳周りに広がるフリンジのある垂れ耳で、表情豊かな顔立ちが人々を惹きつけます。被毛は波打つ絹状の長毛で、ブレンハイム・トライカラー・ルビー・ブラック&タンの4色が公認されています。性格は非常に穏やかで社交的、子どもや高齢者、他のペットとも良好な関係を築けます。独立心が薄く常に人のそばにいたがる甘えん坊な一面も魅力のひとつです。
1心臓病リスクを知る
キャバリアは僧帽弁閉鎖不全症(MVD)という心臓疾患の発症率が高い犬種として知られています。多くの個体が中高齢期に発症する可能性があるため、定期的な心臓検診が欠かせません。ブリーダー選びの際は、親犬の心臓検査結果を確認することをおすすめします。
2運動量は控えめでOK
キャバリアは激しい運動を必要とせず、1日20〜30分程度の散歩で十分です。ただし歩くこと自体は大好きで、外出の刺激が精神的な健康にもつながります。暑い時期は短頭種ほどではありませんが熱中症に注意し、夏の昼間の運動は避けるようにしましょう。
3一人にするのは苦手
キャバリアは人と一緒にいることを強く望む犬種で、長時間の留守番が続くとストレスを感じやすくなります。共働き家庭では、ペットシッターやデイケアの活用も検討すると良いでしょう。子犬期から少しずつ一人で過ごす練習をすることが大切です。
4垂れ耳のケアが必要
長く垂れた耳は通気性が悪く、汚れや湿気がたまりやすいため外耳炎を起こしやすい構造です。週に1〜2回、専用クリーナーで耳の内側を優しく拭き取るケアを習慣にしましょう。異臭や赤みが見られたら早めに動物病院を受診することが大切です。
5被毛のブラッシング習慣
シルクのように柔らかい長毛は絡まりやすく、特に耳の後ろや脚のフリンジ部分はもつれが生じやすいため、週3〜4回のブラッシングが推奨されます。トリミングは必須ではありませんが、定期的なサロンケアで清潔感を保てます。ブラッシングをスキンシップの時間にすると犬も慣れやすくなります。
6肥満に注意が必要
キャバリアは食欲旺盛で食べ過ぎの傾向があり、肥満になると心臓や関節への負担が増します。おやつの与えすぎに気をつけ、食事量はパッケージの目安と体重変化を見ながら調整しましょう。定期的な体重測定を習慣にすることをおすすめします。
7初期費用と医療費の目安
キャバリアの子犬価格は品質や血統によって異なりますが、30〜70万円前後が一般的な相場です。心臓病検診など定期的な通院費が他の犬種より高くなる傾向があるため、ペット保険への加入を事前に検討しておくと安心です。生涯を通じた医療費の想定を含めて、お迎え前に資金計画を立てることをおすすめします。
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