SPSとLPS、初心者はどちらから始めるべき?徹底比較
サンゴ飼育を始めるならSPSとLPSどちらが良いか徹底比較。飼育難易度・必要な機材・水質要求・成長速度・価格帯など、初心者が知りたいポイントを解説します。SPSとLPSの基礎知識:何が違うのか サンゴ飼育を始めようとしたとき、多くの人が最初に直面する疑問が「SPSとLPS、いったいどちらから手をつければいいのか…

この記事のポイント
サンゴ飼育を始めるならSPSとLPSどちらが良いか徹底比較。飼育難易度・必要な機材・水質要求・成長速度・価格帯など、初心者が知りたいポイントを解説します。SPSとLPSの基礎知識:何が違うのか サンゴ飼育を始めようとしたとき、多くの人が最初に直面する疑問が「SPSとLPS、いったいどちらから手をつければいいのか…
関連品種
※本記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます
SPSとLPSの基礎知識:何が違うのか
サンゴ飼育を始めようとしたとき、多くの人が最初に直面する疑問が「SPSとLPS、いったいどちらから手をつければいいのか」というものです。この2つは同じ石サンゴの仲間でありながら、飼育難易度・必要機材・水質管理の要求水準がまるで異なります。正しく理解してから選ぶことが、長期的な成功への近道です。
SPS(Small Polyp Stony) は「小ポリプ石サンゴ」と呼ばれるグループで、ミドリイシ(アクロポラ)やコモンサンゴ、ショウガサンゴなどが代表格です。名前のとおりポリプは非常に小さく、群体全体が一体となった硬質な骨格が特徴的です。色彩の美しさと群生したときの迫力から、上級者に根強い人気を誇ります。
LPS(Large Polyp Stony) は「大ポリプ石サンゴ」で、ハナガタサンゴ(Lobophyllia)、オオバナサンゴとして流通するヒユサンゴ(Trachyphyllia)、コハナガタサンゴ(Cynarina)などが含まれます。肉厚でふっくらとしたポリプがゆらゆらと揺れる姿は非常に存在感があり、水槽に華やかさを与えてくれます。SPSと比べて環境変化への耐性が高く、初心者にも扱いやすいとされています。
飼育難易度と必要機材の比較
SPSの飼育難易度:上級者向け
SPSは海水魚飼育のなかでも最難関クラスに位置します。水質の微細な変動に非常に敏感で、ほんのわずかなズレが白化(共生する褐虫藻が抜けて白くなる状態。組織はまだ生きているが、長引くと死に至る)や全滅につながることがあります。
必要な機材もハイスペックなものが揃います。
- 照明:PAR値200以上を確保できる高性能LEDまたはメタハラ。安価な照明では色彩が出ず、成長も鈍化します
- 水流:複数台のサーキュレーターによるランダム水流。淀みがあると組織が溶けることも
- カルシウム補給:カルシウムリアクターまたはドーシングポンプ。骨格形成に大量のカルシウムとKHを消費するため、液体添加剤だけでは追いつかない場合があります

