猫の泌尿器疾患(FLUTD)予防ガイド|結石・膀胱炎を防ぐ食事と生活管理
猫の泌尿器疾患(FLUTD・尿路結石・特発性膀胱炎)の原因と症状、予防に効果的な食事(ウェットフード・水分摂取)と生活環境の改善方法を解説します。猫の泌尿器疾患(FLUTD)とは【2026年版】 FLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease) とは…

この記事のポイント
猫の泌尿器疾患(FLUTD・尿路結石・特発性膀胱炎)の原因と症状、予防に効果的な食事(ウェットフード・水分摂取)と生活環境の改善方法を解説します。猫の泌尿器疾患(FLUTD)とは【2026年版】 FLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease) とは…
関連品種
※本記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます
猫の泌尿器疾患(FLUTD)とは【2026年版】
FLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease)とは、猫の下部泌尿器——膀胱や尿道——に発生する疾患をまとめた呼び名です。猫に比較的よくみられる病気で、なかでも室内飼育のオス猫は発症リスクが高い傾向にあります。
FLUTDに分類される代表的な疾患は次のとおりです。
- 特発性膀胱炎(FIC):原因が特定できない膀胱炎で、FLUTDの約60〜70%を占める。ストレスとの関わりが深い
- 尿路結石(ストルバイト・シュウ酸カルシウム):尿中のミネラル成分が結晶化し結石となる
- 尿道プラグ:ミネラルや細胞の残骸が固まり、尿道を塞いでしまう状態
- 尿道閉塞:尿道が完全に塞がる緊急事態。オス猫は尿道が細く曲がっているため発症しやすい
尿道閉塞を24〜48時間放置すると、尿毒症や心停止につながる恐れがあります。FLUTDは軽視できる病気ではなく、早期発見・早期受診が生死を分けるという認識を持つことが重要です。
見逃してはいけない症状サイン
普段からトイレの様子をチェックする習慣が、早期発見の鍵となります。以下のサインを覚えておきましょう。
軽度〜中等度のサイン
- 何度もトイレに行くのに尿量が少ない、あるいは出ない
- 排尿の際に鳴く・うなる・力む様子が見られる
- トイレ以外(布団やバスマットなど)で排尿してしまう
- 尿にピンクや赤みがかった血が混じる
- 陰部をしきりに舐める
緊急のサイン(すぐに動物病院へ)
- 数時間トイレへ行っているのに尿が一滴も出ない
- 嘔吐したりぐったりしている
- お腹を触られるのを極端に嫌がる、膀胱が張っている
とりわけ尿がまったく出ない状態は24時間以内に命に関わる可能性があります。「朝まで様子を見よう」という判断は禁物で、夜間でも救急病院へ連れて行く必要があります。
予防の要:水分摂取量を増やす
泌尿器疾患を防ぐうえで最も効果的で取り入れやすいのが、尿量を増やして尿を薄めることです。尿が希釈されればミネラルの結晶化が起こりにくくなり、膀胱内の刺激物質も流れやすくなります。



