猫の便秘・巨大結腸症完全ガイド|原因・食事・治療と予防策
猫の便秘と巨大結腸症の原因(脱水・食物繊維不足・神経障害など)、症状の見分け方、食事・投薬・浣腸・手術による治療法と日常の予防策を解説します。猫の便秘は比較的よく見られる消化器の問題です。一時的な便秘で終わる場合もありますが、慢性化すると「巨大結腸症」という重篤な状態に進展することがあります。

この記事のポイント
猫の便秘と巨大結腸症の原因(脱水・食物繊維不足・神経障害など)、症状の見分け方、食事・投薬・浣腸・手術による治療法と日常の予防策を解説します。猫の便秘は比較的よく見られる消化器の問題です。一時的な便秘で終わる場合もありますが、慢性化すると「巨大結腸症」という重篤な状態に進展することがあります。
猫の便秘は比較的よく見られる消化器の問題です。一時的な便秘で終わる場合もありますが、慢性化すると「巨大結腸症」という重篤な状態に進展することがあります。本記事では、猫の便秘から巨大結腸症まで、原因・診断・治療・予防を詳しく解説します。
猫の便秘と巨大結腸症とは
健康な猫の排便は通常1日1〜2回です。2日以上排便がない、または排便に痛みや努力を要する状態が「便秘(constipation)」です。さらに進行して大腸(結腸)に便が慢性的に貯留し、大腸が拡張・弛緩する状態が「巨大結腸症(megacolon)」です。
巨大結腸症には2つのタイプがあります。
機能性巨大結腸症(特発性):はっきりした原因が特定できないもので、猫の巨大結腸症の約62%を占めると言われています。中齢・雄猫に多い傾向があります。
閉塞性巨大結腸症:骨盤骨折後の骨盤腔狭窄、腫瘤、異物など物理的な障害が原因となります。
主な原因
猫の便秘を引き起こす要因は多岐にわたります。
水分摂取不足:猫は本来砂漠出身の動物であり、食物から水分を摂取する習性があります。ドライフードだけの食生活では水分摂取量が不足しがちで、便が硬くなります。
