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Oryzias latipes
白と黒の二色で表現される改良メダカ。黒斑部分の色が濃く退色しないことが特徴で、背地反応で退色する通常の斑とは別物として分類される。2019年作出。背地反応しないブラック体色の系譜に続く品種として系統図に掲載されている。
和墨は、白と黒の二色で表現される改良メダカで、改良メダカWEB図鑑が公開する改良メダカの系統図 Ver.7 では2019年作出として体色の変化の項に整理されている。最大の特徴は黒斑部分の色が濃く、退色しないことである。改良メダカの斑は背地反応によって退色するため、白い容器に移すと模様が薄く見えることが多いが、和墨の黒斑は退色しないため、似た形質の斑とは別物として分類されている。背地反応とは、メダカの体色が黒い容器ではより黒っぽく、白い容器ではより白っぽくなる現象で、黒い容器ではほとんど見分けがつかないが、白い容器では明確に判別できる。同じ系統図には、スモールアイによって黒を保つピュアブラック、普通目で黒体色を維持することに初めて成功したブラック(2006年)、目や腹、ヒレまで黒くなるオロチ(2016年)が体色の変化として並んでおり、和墨はこれらに続いて掲載されている。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
和墨の寿命は2〜3年です。
和墨の成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。
和墨の適温は18〜28℃です。
原産地
日本(2019年作出。改良メダカWEB図鑑の系統図 Ver.7 に体色の変化として掲載)
寿命
2〜3年
サイズ
最大約4cm(標準体長)
適温
18〜28℃
人工飼料、グリーンウォーター
出典: 改良メダカWEB図鑑「保存版!改良メダカの飼育方法まとめ」 / FishBase Oryzias latipes / 改良メダカWEB図鑑 改良メダカの系統図 Ver.7
日本メダカ協会の品種分類マニュアルは、遺伝子型ではなく目視で判別できる形質で品種を分類しており、個々の形質の遺伝様式は定めていない。同マニュアルが選抜交配・累代繁殖で遺伝・作出できると明記している形質を「ライン作出」、それ以外を「その他」に分けている。
出典: 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル 第5版(2025年9月) / 改良メダカWEB図鑑「メダカの特徴」 / 改良メダカWEB図鑑 改良メダカの系統図 Ver.7 / 改良メダカWEB図鑑 ブラック体色
代表的なモルフの抜粋です。遺伝形式は交配計画の参考に。実際の表現は組み合わせ(コンボ)で変わります。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Oryzias latipes (Temminck & Schlegel, 1846)
作出者: (2019)
典拠データベース: FishBase · GBIF · 改良メダカWEB図鑑 改良メダカの系統図 Ver.7 · 改良メダカWEB図鑑 ブラック体色
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
出典: CITES 附属書(本種は非掲載) / FishBase(IUCN レッドリスト: 軽度懸念 LC、2018年評価)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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黒斑が退色しないため、白い容器でも模様がはっきり見える。背地反応する斑との違いは白い容器で明確に判別できるため、表現の確認は明るい容器で行うとよい。改良メダカWEB図鑑は屋外飼育を勧めており、夏場は直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずで半分影を作るなどの対策を挙げている。
市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
選別では白い容器に移して黒斑が退色しないことを確認する。背地反応で退色する斑とは分類上も別物として扱われるため、模様の濃さと退色の有無が判別の基準となる。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
和墨の適正温度は18〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
和墨の平均寿命は2〜3年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
和墨の成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
和墨の食性は「人工飼料、グリーンウォーター」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
和墨の価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日