
出典: Wikimedia Commons
Lucanus cervus
ヨーロッパ最大の甲虫で、ミヤマクワガタ属のタイプ種。体色は赤みがかった黒で、オスは大きく発達した大顎をシカの角のように構える。日本産ミヤマクワガタより横幅があり、頭部が大きい。
ヨーロッパミヤマクワガタ(Lucanus cervus)はミヤマクワガタ属のタイプ種で、イギリス南部からヨーロッパ全域、小アジア、ロシア南西部にかけて分布する。ヨーロッパ最大の甲虫であり、日本産のミヤマクワガタに比べて全体に横幅があり、特に頭部が大きく、体表の微毛は少ない。体色は赤みがかった黒色で、黒みの強い個体もある。大型のオスでは頭循が発達し、大顎の先端が二股に分かれて大きな内歯が1つ発達し、その前後に小さな歯が鋸状に並ぶ。小型個体では内歯の発達が悪くなる。成虫は春から夏に出現して8月中には見られなくなり、コナラ属やクリ属など広葉樹の樹液に集まるほか灯火にも飛来する。幼虫は腐葉土よりも腐朽の進んだ材を好んで食べる。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ヨーロッパミヤマクワガタの寿命は成虫の活動期間2〜3か月です。
ヨーロッパミヤマクワガタの成体サイズはオス最大約75mm、メス30〜50mm(レコード個体は野外90.0mm)です。
原名亜種のほか、体長90mmを超えるアクベシアヌスなど複数の亜種が知られ、それぞれ流通する。
ヨーロッパミヤマクワガタの適温は25℃以下です。
原産地
ヨーロッパ(イギリス南部からヨーロッパ全域、小アジア、ロシア南西部。アイルランドには分布しない)
寿命
成虫の活動期間2〜3か月
サイズ
オス最大約75mm、メス30〜50mm(レコード個体は野外90.0mm)
適温
25℃以下
飼育レコード(♂)
93.6 mm
野外レコード(♂)
90 mm
記録出典: BE-KUWA 2025年度版 外国産クワガタムシの飼育レコード個体(ヨーロッパ(原名亜種)飼育93.6mm 田野倉浩明 2012年登録、野外90.0mm、予想最大体長98mm)
代表的な産地(ロカリティ)
産地別亜種
日本語版 Wikipedia は6亜種を認める意見を示す。BE-KUWA 2025年度版には原名亜種93.6mm のほか、アクベシアヌス105.0mm(Kenny、2022年登録)、ユダイクス104.8mm(山下修一、2017年登録)、トルキクス79.1mm(クレナータ、2025年登録)が掲載されている。
累代コードの見方
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
出典: CITES 附属書(checklist.cites.org) / IUCN レッドリスト(準絶滅危惧 NT) / EU 生息地指令 附属書II・ベルン条約 附属書III・英国 Wildlife and Countryside Act 1981 Schedule 5(出典: Wikipedia)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
この種類の出品を探す
湿度
60〜80%
成虫は樹液・果汁・昆虫ゼリー、幼虫は腐朽の進んだ広葉樹材
夏に気温の上がる平地にも分布するため高温にはある程度耐えるが、成虫・幼虫とも25℃以下に保つことが望ましい。蛹化・羽化のときに高温だと死亡することが多いので、その時期こそ温度を下げる。マットは握って団子になる程度の水分で管理する。
産卵は日本産の種と比べて容易で多産とされる。幼虫期間は最大24か月とも、蛹化まで3〜7年ともされ、資料によって幅がある。BE-KUWA 2025年度版の飼育レコードは原名亜種93.6mm(田野倉浩明、2012年登録、野外90.0mm、予想最大体長98mm)で、亜種ではアクベシアヌス105.0mm、ユダイクス104.8mmが登録されている。
成虫は単独管理が基本で、ペアリングのとき以外は同居させない。オス同士は大顎で相手を持ち上げて投げ落とそうとする争いをするため必ず分ける。亜種と産地が多いので、系統を交ぜないこと。
成虫の活動期間は2〜3か月で、成虫の寿命は数週間ほどともいわれる。生涯の大半を幼虫として過ごす種である。成虫の寿命が短いうえ輸送などの急激な環境変化に弱く、外国産のオオクワガタ類やノコギリクワガタ類と比べても一般流通は少ない。
IUCN レッドリストでは準絶滅危惧(NT)とされ、EU の生息地指令附属書II、ベルン条約附属書III、英国 Wildlife and Countryside Act 1981 の Schedule 5 に掲載されている。原産国では保護対象であり、個体数は減少傾向と報告される。CITES 附属書には掲載されていないが、原産地で採集された個体ではなく、累代飼育個体を選ぶこと。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
ヨーロッパミヤマクワガタの適正温度は25℃以下です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ヨーロッパミヤマクワガタの平均寿命は成虫の活動期間2〜3か月です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
ヨーロッパミヤマクワガタの成体サイズはオス最大約75mm、メス30〜50mm(レコード個体は野外90.0mm)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
ヨーロッパミヤマクワガタの食性は「成虫は樹液・果汁・昆虫ゼリー、幼虫は腐朽の進んだ広葉樹材」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ヨーロッパミヤマクワガタの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日