【徹底比較】SPSサンゴ vs LPSサンゴ|飼育難易度・費用・特徴の違い
SPSサンゴとLPSサンゴの違いを比較します。難易度は★5と★3で、SPSはカルシウム420〜440ppm・硝酸塩5ppm以下が目安です。初期費用はSPSが30〜80万円以上、LPSが15〜40万円です。

この記事のポイント
SPSサンゴとLPSサンゴの違いを比較します。難易度は★5と★3で、SPSはカルシウム420〜440ppm・硝酸塩5ppm以下が目安です。初期費用はSPSが30〜80万円以上、LPSが15〜40万円です。
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SPSサンゴとLPSサンゴ、そもそも何が違う?
サンゴ水槽を始めようとしている方が必ずぶつかる疑問——「SPSとLPS、どちらから始めるべき?」。どちらも美しいハードコーラルですが、必要な設備、飼育難易度、維持コストは大きく異なります。この記事では両者を徹底比較し、あなたに合った選択ができるよう詳しく解説します。
サンゴは骨格を持つ「ハードコーラル」と骨格を持たない「ソフトコーラル」に大別されます。ハードコーラルはさらに2種類に分けられます。
SPS(Small Polyp Stony Coral)は、ポリプが小さく密集した石サンゴの総称です。代表種はミドリイシ(アクロポラ)、コモンサンゴ(モンティポラ)、スタッグホーンコーラルなど。ツリー状や板状、枝状など多彩な形態があり、色揚げを楽しむ上級者に人気があります。
LPS(Large Polyp Stony Coral)は、ポリプが大きく肉厚な石サンゴの総称です。代表種はハナガタサンゴ、キクメイシ(ファビア)、ナガレハナサンゴ、コハナガタサンゴなど。大きく揺れるポリプが水槽に動きと華やかさをもたらし、比較的扱いやすいことから初中級者にも人気です。
どちらも炭酸カルシウムの骨格を形成し、体内に褐虫藻を共生させて光合成でエネルギーを得るという点は共通しています。
飼育難易度の比較
SPSサンゴ:★★★★★(上級者向け)
SPSサンゴは海水魚飼育のなかでも最難関クラスに位置します。主な理由は「水質変動への敏感さ」にあります。
- 水質管理:カルシウム(420〜440ppm)、KH(アルカリニティ 8〜9dKH)、マグネシウム(1280〜1350ppm)を常時安定させる必要があります。これらの数値がわずかにずれるだけでサンゴは白化し、最悪の場合死滅します。
- 硝酸塩・リン酸塩:超低栄養塩環境(硝酸塩5ppm以下、リン酸塩0.05ppm以下)が理想です。
- 水流:強めの乱流が必要で、ポリプ全体に酸素と栄養を届けながら廃棄物を除去する環境を作ります。


