カブトムシ・クワガタの採集方法を初心者向けに解説。
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カブトムシ・クワガタの採集方法を初心者向けに解説。
# 昆虫採集入門|カブトムシ・クワガタの捕まえ方とマナー
夏の夜、懐中電灯を片手に林の中を歩く——昆虫採集は子どもから大人まで夢中になれる野外体験のひとつです。カブトムシやクワガタは「採れた!」という達成感が格別で、いちど成功すると毎年通うほどのめり込む人も多いもの。しかし、ただ闇雲に出かけても空振りに終わることがほとんどです。生態や習性をきちんと理解したうえで挑めば、初心者でも驚くほどの成果が得られます。この記事では、シーズン・場所・採集方法・マナーまでを徹底解説します。
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成虫が地上に現れるのは6月下旬〜8月中旬で、ピークは7月中旬〜8月上旬です。気温が高く湿度のある夜ほど活発に動き回り、特に夜8時〜深夜2時が採集のゴールデンタイム。真夏の猛暑日よりも、少し気温が落ち着いた曇りがちな夜のほうが活動量が増える傾向があります。梅雨明け直後から急に数が増えるため、梅雨明けを一つの目安にするとよいでしょう。
クワガタは種によって出現時期が異なります。
クワガタは夜間がメインですが、早朝4〜6時に樹液木を回るのも有効です。夜間に集まった個体がそのまま残っていることがあります。
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カブトムシ・クワガタが集まる最大の理由は樹液です。特に狙いたい木は以下の2種。
樹液が出ている木は、幹の一部が黒っぽく濡れたように染みていたり、甘い発酵臭を放っています。スズメバチや蛾、カナブンが集まっている木は確実に樹液が出ているサインなので、日中の下見で目星をつけておくと効率的です。
また、同じポイントに複数年通うことも重要です。樹液が出る木は毎年同じ傾向があり、「当たり木」を把握しておくことが採集成功率を大きく左右します。
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最もオーソドックスな方法です。夜間に懐中電灯(ヘッドランプが両手を使えて便利)を持って林に入り、樹液の出ている木を丁寧に照らしながら探します。カブトムシは樹液に頭を突っ込んでいることが多く、クワガタは幹のくぼみや樹皮の隙間に潜んでいます。そっと手を近づけてゆっくりと捕まえるのがコツ。急に掴もうとすると落下して見失います。
街灯やコンビニエンスストアの駐車場など、強い光源の周囲を歩いて回る方法です。水銀灯や紫外線を多く含む古いタイプの蛍光灯に集まりやすく、LEDライトには集まりにくい傾向があります。地面に落ちている個体も多いので、足元にも注意を払いながら巡回しましょう。
バナナを焼酎に漬けて発酵させたエサをストッキングや洗濯ネットに入れ、クヌギやコナラの幹に結びつけておく方法です。発酵した甘い匂いが広範囲に漂い、虫を引き寄せます。
作り方・使い方のポイント
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採集を長く楽しむためには、自然環境と地域への配慮が欠かせません。
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採集に出かけたくても近くに適した林がない、希少種を飼育してみたい——そんなときはブリちょくを活用してみてください。ブリちょくは、全国のブリーダーが自ら育てた個体を直接販売するプラットフォームです。
野外採集品とは異なり、ブリーダーが管理した環境で育てられたブリード個体(CB個体)は健康状態が把握しやすく、ダニや寄生虫のリスクも低いのが特徴です。また、オオクワガタや離島産のノコギリクワガタなど、採集が困難または禁止されている種も、ブリーダー経由で合法的に入手できます。
購入前にブリーダーに直接質問できるため、飼育方法や個体の状態について詳しく確認してから取引を始められます。初めてクワガタやカブトムシを飼う方でも、経験豊富なブリーダーからアドバイスをもらいながら安心してスタートできる環境が整っています。
夏の採集体験と、ブリちょくでのブリード個体入手——両方を組み合わせることで、昆虫との付き合いがより豊かで奥深いものになるはずです。