犬の値段ランキング・犬種別価格一覧|相場と予算の目安
トイプードル・フレンチブルドッグ・柴犬・ゴールデンレトリバーなど人気犬種の価格帯を、高い順のランキングと平均の目安つきで一覧化。血統・毛色・性別による価格差の理由、初期費用・年間維持費・生涯費用の目安まで解説します。

この記事のポイント
トイプードル・フレンチブルドッグ・柴犬・ゴールデンレトリバーなど人気犬種の価格帯を、高い順のランキングと平均の目安つきで一覧化。血統・毛色・性別による価格差の理由、初期費用・年間維持費・生涯費用の目安まで解説します。
関連品種
犬を迎えるにあたって、犬種ごとの価格相場を知っておくことは大切です。同じ犬種でも血統・毛色・性別によって価格が大きく変わります。ここでは人気犬種の価格帯と価格差が生まれる理由、そして犬を飼うために必要な費用の全体像をまとめました。
人気犬種の価格帯(2026年現在)
以下はブリーダーからの一般的な販売価格の目安です。ペットショップ経由の場合はさらに上乗せされることが多くなります。
金額は後掲の「犬種別価格帯ランキング」にまとめました。ここでは、同じ犬種の中で価格が上下する理由を犬種ごとに整理します。
- トイプードル:レッド・アプリコットが人気で価格が高い傾向。タイニー・ティーカップサイズはさらに高額
- フレンチブルドッグ:クリーム・ブルーなど希少カラーは高値。帝王切開が必要な犬種のため繁殖コストが高く、全体的に高価格帯になる
- 柴犬:赤柴が主流で比較的手頃。豆柴は別価格帯で、40万〜60万円以上になることもある
- ゴールデンレトリバー:大型犬のため飼育コストも高め。英国系と米国系で体型・価格が異なる
- ミニチュアダックスフンド:ロング・スムース・ワイヤーの毛質やカラーで価格差あり
- チワワ:ロングコートが人気。極小サイズは健康リスクがあるため注意が必要
- ポメラニアン:オレンジ・ホワイトが人気。ハドレータイプ(丸顔)は高値傾向
- ミニチュアシュナウザー:ソルト&ペッパーが代表色。抜け毛が少なくアレルギー持ちにも人気
価格に影響する主な要因
血統・チャンピオン直子
JKC(ジャパンケネルクラブ)チャンピオンの直子や、有名犬舎の血統を持つ犬は価格が高くなります。ドッグショーでの受賞歴がある親犬の子犬は、スタンダード(犬種標準)に近い容姿が期待できるため高く評価されます。
毛色・模様
犬種ごとに人気のカラーがあり、希少カラーほど高値になる傾向があります。ただし、犬種標準で認められていないカラーの場合は遺伝的な健康リスクがあることもあるため、購入前に確認しましょう。
性別
一般的にメスのほうがオスより高い傾向があります。繁殖利用の可能性があるためですが、家庭犬として飼うなら性別で大きな性格差はありません。
月齢
生後2〜3ヶ月の子犬が最も人気が高く、高値で取引されます。月齢が上がるにつれて価格は下がる傾向にありますが、しつけがある程度済んでいるメリットもあります。
初期費用の目安
犬の購入代金以外に、以下の初期費用がかかります。
- マイクロチップ登録:3,000〜5,000円程度
- 混合ワクチン(残り回数分):1回5,000〜8,000円 × 1〜2回
- 狂犬病予防注射+畜犬登録:6,000〜7,000円程度
- 去勢・避妊手術:2万〜5万円程度(体の大きさによる)
- 生活用品一式(ケージ・トイレ・食器・リード等):3万〜5万円程度
- ペット保険(年払い):3万〜8万円程度
初期費用の合計は犬の購入代金を除いて約9万〜21万円程度が目安です。幅が大きいのは、ペット保険に加入するかどうかと、去勢・避妊手術を迎えてすぐ行うか生後6ヶ月以降にするかで、数万円単位の差が出るためです。
年間維持費の目安
犬の年間維持費は体の大きさによって異なります。
- 小型犬(〜10kg):約15万〜25万円/年
- 中型犬(10〜25kg):約20万〜35万円/年
- 大型犬(25kg〜):約30万〜50万円/年
内訳はフード代・ペット保険・予防接種・フィラリア予防薬・ノミダニ予防薬・トリミング代・定期健診などです。緊急の医療費に備えて、月1万円程度の医療積立も推奨されます。
犬種別価格帯ランキング(高い順)
ブリーダーからの直接購入における代表的な犬種の価格帯を、高い順に並べたものです。「中央の目安」は価格帯の真ん中の値で、予算を1点で押さえたいときの目安として使ってください。
| 順位 | 犬種 | 価格帯(万円) | 中央の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | フレンチブルドッグ | 30〜70 | 50万円 | クリーム・ブリンドルが人気。帝王切開が必要で繁殖コストが高い |
| 2 | トイプードル | 25〜60 | 42.5万円 | レッド・アプリコットが人気色 |
| 3 | ポメラニアン | 20〜50 | 35万円 | 白・オレンジが人気色 |
| 3 | ミニチュアシュナウザー | 25〜45 | 35万円 | ソルト&ペッパーが代表色。抜け毛が少ない |
| 5 | ゴールデンレトリバー | 20〜45 | 32.5万円 | 大型犬のため飼育コストも考慮 |
| 6 | チワワ | 15〜40 | 27.5万円 | ロングコートが人気。極小サイズは高値 |
| 7 | 柴犬 | 15〜35 | 25万円 | 赤柴が一般的。豆柴は別価格帯 |
| 7 | ダックスフンド | 15〜35 | 25万円 | ミニチュアサイズが主流 |
| 7 | シーズー | 15〜35 | 25万円 | 穏やかな性格で初心者向き |
犬の値段の平均はいくらか
「犬の値段の平均」を1つの数字で知りたい場合、上のランキングに挙げた9犬種の中央の目安を平均すると約33万円になります。ただしこの数字は、あくまで人気の高い9犬種にかぎった目安である点に注意してください。
平均値を鵜呑みにできない理由は3つあります。
1. 犬種による差が平均より大きい 最も高いフレンチブルドッグと最も安い層とでは、中央の目安で2倍の開きがあります。「平均33万円」を予算の基準にすると、フレンチブルドッグを検討している場合は大きく足りず、柴犬やシーズーなら余ります。平均ではなく、迎えたい犬種の価格帯で見るのが実用的です。
2. 同じ犬種の中でも幅がある 上の表の価格帯そのものが、同一犬種内での血統・毛色・性別・月齢による差を表しています。トイプードルの25万円と60万円は別の犬種の話ではなく、同じトイプードルの中での差です。チャンピオンの直子や希少カラーは上限側、月齢が進んだ個体は下限側に寄ります。
3. 購入経路で上乗せが変わる 上の金額はブリーダーから直接迎える場合の目安です。ペットショップ経由では中間コストが乗るため、同等の個体でも高くなる傾向があります。
「安い犬種」を予算だけで選ばない
価格が低い犬種を選べば総支出が下がるとは限りません。購入代金は生涯費用の一部にすぎず、次の節で扱うとおり、生涯にかかる費用は小型犬でも200万円を超えます。とくに次の3点は購入代金と連動しません。
- 体格:大型犬はフード代・薬代(体重で用量が決まる)・手術費用がいずれも高くなります
- 被毛:トリミングが必要な犬種は月1回として年間6万〜12万円程度が継続的にかかります
- 好発疾患:犬種ごとに かかりやすい病気があり、医療費の見込みが変わります
購入代金の安さだけで選ぶと、維持費で逆転することがあります。 価格帯は「入口の費用」として見て、次節の生涯費用と合わせて判断してください。
生涯費用の見積もり
犬の生涯(平均13年)にかかる費用は、小型犬で約200万〜350万円、大型犬で約300万〜500万円とされています。購入費用だけでなく、毎月のフード代・医療費・トリミング代(犬種による)・ペット保険料を含めた長期的な経済計画を立てましょう。
購入代金以外にかかる初期費用の内訳は、前述の「初期費用の目安」を参照してください。
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