犬の飼育・購入で使われる専門用語をわかりやすく解説します
JKC(ジャパンケネルクラブ)などの血統登録機関が発行する犬の家系証明書。両親・祖父母の犬種・登録番号が記載され、純血種であることを証明する公式書類。
2022年6月から犬猫への装着が義務化された個体識別用の電子タグ。直径約2mmのチップを首の後ろに埋め込み、専用リーダーで15桁のID番号を読み取って所有者情報を確認できる。
生後3〜14週齢の子犬が様々な環境・人・動物・音に慣れる重要な時期。この期間に多くの経験を積むことで、成犬になってからの問題行動や過度な恐怖心を防ぐことができる。
ジステンパー・パルボウイルス・アデノウイルスなど複数の感染症を一度に予防できるワクチン。生後6〜8週齢から接種を開始し、その後も定期的な追加接種(ブースター)が推奨される。
蚊を介して感染するフィラリア(犬糸状虫)の寄生を防ぐための予防薬投与。蚊の活動期間中(主に5〜12月)に毎月1回、経口薬や滴下剤を投与することで予防できる。
メス犬の発情期のこと。小型犬は生後6〜10ヶ月で初ヒートを迎え、その後おおむね6ヶ月ごとに繰り返す。外陰部の腫れや出血が見られ、妊娠を望まない場合は避妊手術で抑制できる。
ケージやバリケンネルを犬が安心して過ごせる自分の居場所として認識させるトレーニング。旅行・入院・災害時の避難など様々な場面で役立ち、分離不安の軽減にも効果がある。
子犬が遊びや歯の生え替わり期に軽く噛む行動。人の手や足を噛むことを許容すると成犬になっても噛み癖が残るため、子犬のうちに「噛んではいけない」と根気よく教えることが重要。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)の通称。膝のお皿が正常な位置からずれる関節疾患で、トイプードルやチワワなど小型犬に多く見られる。重症度によっては外科手術が必要になる。
標準体重より極端に小さく育った個体の俗称。公式な犬種基準には存在しない呼称で、過度な小型化により低血糖・骨折・臓器疾患などのリスクが高まりやすい点に注意が必要。
ペットショップを介さず、繁殖・飼育を行うブリーダーから直接子犬を購入する形態。中間コストが省かれるため価格が適正になりやすく、親犬の状態や飼育環境を直接確認できるメリットがある。
犬の販売・繁殖・展示などを業として行う際に必要な行政の登録制度。動物愛護管理法に基づき都道府県・政令市への登録が義務付けられており、登録番号の公表が求められる。