犬の認知機能不全症候群(CDS)完全ガイド|症状・診断・生活環境改善と進行を遅らせるケア
高齢犬に多い認知機能不全症候群(CDS)の症状サイン(DISHA)・診断方法・薬物療法(セレジア)・サプリメント・環境整備・日々のケアまで、飼い主が知っておくべき実践ガイドです。犬の認知機能不全症候群(CDS)とは 犬の認知機能不全症候群(Canine Cognitive Dysfunction Syndrome…

この記事のポイント
高齢犬に多い認知機能不全症候群(CDS)の症状サイン(DISHA)・診断方法・薬物療法(セレジア)・サプリメント・環境整備・日々のケアまで、飼い主が知っておくべき実践ガイドです。犬の認知機能不全症候群(CDS)とは 犬の認知機能不全症候群(Canine Cognitive Dysfunction Syndrome…
犬の認知機能不全症候群(CDS)とは
犬の認知機能不全症候群(Canine Cognitive Dysfunction Syndrome / CDS)は、ヒトのアルツハイマー病に類似した脳の老化性疾患です。脳内にアミロイドβタンパク質の蓄積が起こり、神経細胞の機能低下・死滅が進行します。
CDS は10歳以上の犬の28〜68%に何らかの症状が見られると報告されており、特に15歳以上では非常に高い発症率になります。しかし、「年のせいだから仕方ない」と見過ごされることが多く、早期に対応することで進行を遅らせ、生活の質(QOL)を維持できます。
DISHA:CDSの5つの症状カテゴリ
CDSの症状は「DISHA」という頭字語で整理されています。
D — Disorientation(見当識障害)
- 家の中で道に迷う・慣れた場所で混乱する