サンゴ水槽のRO/DI水生成システム完全ガイド|純水装置の選び方と維持管理
サンゴ飼育に不可欠なRO/DI(逆浸透膜・脱イオン)純水生成システムの仕組み・選び方・設置方法を解説。TDS測定、フィルター交換サイクル、廃水率の改善、水道水の不純物がサンゴに与える影響まで実践的に紹介します。

この記事のポイント
サンゴ飼育に不可欠なRO/DI(逆浸透膜・脱イオン)純水生成システムの仕組み・選び方・設置方法を解説。TDS測定、フィルター交換サイクル、廃水率の改善、水道水の不純物がサンゴに与える影響まで実践的に紹介します。
なぜサンゴ水槽にRO/DI水が必要か
サンゴ飼育において、水質の純度は成功と失敗を分ける最も重要な要素のひとつです。水道水には以下のような不純物が含まれています:
これらの不純物をほぼ完全に除去するために、サンゴ水槽の立ち上げと維持にはRO/DI(逆浸透膜+脱イオン)純水生成システムが不可欠とされています。
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RO/DIシステムの仕組み
RO/DIシステムは複数段階のろ過を経て、水道水から不純物を取り除きます。
1. セディメントフィルター(沈殿物除去)
水道水中の砂・錆・浮遊物などの大きな粒子を除去します。5ミクロン程度のフィルターが一般的で、後段のフィルターを保護する役割も果たします。
2. カーボンブロックフィルター(塩素・有機物除去)
活性炭により塩素・クロラミン・有機化合物を吸着除去します。この段階で水のニオイや色素も取り除かれます。
3. RO膜(逆浸透膜)
逆浸透(Reverse Osmosis)は、水分子のみを通し、それ以上の大きさの分子やイオンを通さない半透膜を使った浄化技術です。
- 通常の浸透圧とは逆に圧力をかけて水分子を膜の反対側に押し出します