CO2添加なし・低光量でも育てられる水草を厳選して紹介。アナカリス・ミクロソリウム・アヌビアスなど丈夫な種類の特性、ローテク水槽のセット方法、維持管理のポイントを解説します。
この記事のポイント
CO2添加なし・低光量でも育てられる水草を厳選して紹介。アナカリス・ミクロソリウム・アヌビアスなど丈夫な種類の特性、ローテク水槽のセット方法、維持管理のポイントを解説します。
「水草水槽はCO2が必要で難しい」というイメージを持っている方も多いでしょう。確かに、グロッソスティグマのような前景草の絨毯を作るにはCO2添加が必要です。しかし、CO2なし・低光量でも十分に美しい水草水槽を作ることは可能です。
ローテク水槽(Low-Tech)は、CO2添加なし・低照明でも育つ丈夫な水草を中心に構成した水槽スタイルです。管理が簡単でコストも抑えられるため、初心者や忙しい方に特に向いています。
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水草の中で最も育てやすい種類の一つです。光量が少なくても、CO2がなくてもどんどん成長します。成長が非常に早く肥料吸収力が高いためコケ抑制にも効果的。金魚・メダカとの相性が良く、カットして挿すだけで簡単に増やせます。
シダ系水草の代表格。硬くて丈夫な葉を持ち、水質への適応性が高い。流木や岩に活着させることで自然な水景を演出できます。暗い環境に強く、成長はゆっくりですが一度根付けば長期安定します。木綿糸やビニタイで流木に固定し、数週間で根が活着します。
西アフリカ原産の丈夫なサトイモ科水草。光量が少ない環境でも育つ優等生です。葉が厚くコケや魚の食害に強く、ミクロソリウム同様に流木・岩に活着させて使用します。根茎(ランナー)を底床に埋めると腐るため必ず活着形式で使います。
羽状の葉が美しい中景・後景草。CO2なしでよく育つ水草の中でも見栄えの良い品種です。成長が早く後景として使いやすく、茎をカットして簡単に増やせます。
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ローテク水槽では吸着系ソイルや砂利の方が管理しやすいケースが多いです。栄養系ソイルは初期に栄養が多すぎてコケが出やすいことがあります。大磯砂やカラフルな砂利はアナカリスのような水草との相性が良いです。
ローテク向けの水草は弱い光でも育ちますが適切な照明は必要です。60cm水槽で10〜20W程度のLEDを目安に、点灯時間は1日6〜8時間。特に高価な水草照明でなくとも観賞魚用のLEDで十分育ちます。
ローテク水槽でも基本的なろ過は必要です。外部フィルターが理想的ですが底面フィルターや投げ込みフィルターでも十分対応できます。
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週に1回30%程度の水換えを行います。高光量・CO2添加ありの水槽ほど頻繁な管理は不要で、2週間に1回でも維持できる場合があります。コケ対策にはヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ・オトシンクルスなどのコケ取り生体を入れることで自然に抑制できます。
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ブリちょくでは水草と相性の良いメダカやヌマエビをブリーダーから直接購入できます。「CO2なしの水槽に合う水草を使っているのですが、相性の良いエビはありますか?」といった質問にも具体的なアドバイスをもらえます。ローテク水槽で自然な水景を楽しみながら生体との共存も楽しんでみてください。