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Oryzias latipes
網目状の体外光を持つ鱗光のロングフィン系統で、伸長した背ビレと尻ビレの軟条が分岐して白くフサフサになる。2019年に垂水政治が作出したフサヒレの元系統にあたる。
垂水ロングフィンは、鱗光ロングフィンに付けられた系統名である。鱗光は鱗一枚一枚に光が入ることで体外光が網目状に見える改良メダカで、2019年に垂水政治が作出し、そのロングフィン型が改良メダカWEB図鑑に種類No.0207、品種No.0192、品種分類上の品種名「黄青半透明鱗体外光ロングフィンメダカ」として登録されている。ロングフィンは背ビレと尻ビレの軟条が全体的に伸長する形質で、鱗光はもともとヒレ光が強くロングフィンになる個体が出ることが知られていた。同図鑑は、伸長したヒレの軟条部分が分岐し、そこにグアニン(ヒレ光)が集まることで白くフサフサに見える表現をフサヒレと呼び、このフサヒレを2019年に愛媛県の垂水政治が作出して垂水ロングフィンという系統名で流通させたと説明している。のちにこの垂水ロングフィンとモルフォを交配することでフサヒレの表現が強まり遺伝率も高まったことから、その組み合わせの良さにちなんでマリアージュロングフィンと名付けられた。マリアージュ系の各品種はいずれもこの系統を出発点としている。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
垂水ロングフィンの寿命は2〜3年です。
垂水ロングフィンの成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。
垂水ロングフィンの適温は18〜28℃です。
原産地
日本(2019年に愛媛県の垂水政治が作出した系統)
寿命
2〜3年
サイズ
最大約4cm(標準体長)
適温
18〜28℃
出典: 改良メダカWEB図鑑「保存版!改良メダカの飼育方法まとめ」 / FishBase Oryzias latipes / 改良メダカWEB図鑑 No.0207(鱗光ロングフィン) / 改良メダカWEB図鑑 No.0831(マリアージュロングフィン)
日本メダカ協会の品種分類マニュアルは、遺伝子型ではなく目視で判別できる形質で品種を分類しており、個々の形質の遺伝様式は定めていない。同マニュアルが選抜交配・累代繁殖で遺伝・作出できると明記している形質を「ライン作出」、それ以外を「その他」に分けている。
出典: 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル 第5版(2025年9月) / 改良メダカWEB図鑑「メダカの特徴」 / 改良メダカWEB図鑑 No.0207(鱗光ロングフィン) / 改良メダカWEB図鑑 No.0831(マリアージュロングフィン)
代表的なモルフの抜粋です。遺伝形式は交配計画の参考に。実際の表現は組み合わせ(コンボ)で変わります。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Oryzias latipes (Temminck & Schlegel, 1846)
作出者: 垂水政治 (2019)
典拠データベース: FishBase · GBIF · 改良メダカWEB図鑑 No.0207(鱗光ロングフィン) · 改良メダカWEB図鑑 No.0831(マリアージュロングフィン) · 改良メダカWEB図鑑 No.0206(鱗光)
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
出典: CITES 附属書(本種は非掲載) / FishBase(IUCN レッドリスト: 軽度懸念 LC、2018年評価)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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人工飼料、グリーンウォーター
網目状の体外光は背中に発現するため上見に向き、白くフサフサに光るヒレは横見で角度をつけると分かりやすい。屋外飼育では夏場の直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずなどで容器の半分に影を作る。
市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
伸長したヒレは障害物や過密環境で傷みやすいため、容器内はすっきりさせて余裕のある匹数で飼育する。温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
改良メダカWEB図鑑は、本系統とモルフォを交配したマリアージュロングフィンではフサヒレの表現が強まり遺伝率も高くなったと述べている。屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
改良メダカWEB図鑑は、この系統から作出されたマリアージュロングフィンを飼育環境で仕上がりが左右されるメダカだと説明している。フサヒレの表現を引き出すには、ゆとりのある収容数と安定した水温を保つことが目安になる。伸長して分岐したヒレは傷つきやすいため容器内をすっきりさせる。屋外飼育では冬季に水温が下がると活動が鈍り、水底で越冬する。春に日中の水温が10℃を超えると活動を再開する。体調を崩した個体には0.3〜0.5%の塩水浴が用いられ、その際の水温は28℃程度までとする。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
垂水ロングフィンの適正温度は18〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
垂水ロングフィンの平均寿命は2〜3年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
垂水ロングフィンの成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
垂水ロングフィンの食性は「人工飼料、グリーンウォーター」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
垂水ロングフィンの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日