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Oryzias latipes
普通種体型またはダルマ体型でありながら尾ビレが菱形になる改良メダカ。菱形の尾ビレは本来ヒカリ体型の特徴であり、普通種体型で菱形になる個体を菱尾として分類する。菱尾同士の交配でも固定率は低い。
菱尾は、体型が普通種体型またはダルマ体型でありながら、尾ビレが菱形になるメダカの形質である。改良メダカWEB図鑑ではヒレ変化の特徴として整理され、日本メダカ協会の品種分類マニュアルに基づいて解説されている。菱形の尾ビレはヒカリ体型に発現する特徴であり、普通種体型の尾ビレが菱形になることは通常ないため、これを菱尾として分類している。菱尾同士の交配でも固定率が低いことが特徴である。判別で最も間違えやすいのが背ビレの小さいヒカリ体型で、普通種体型に見えるが体にヒカリ体型の要素が出ている。改良メダカWEB図鑑は判別のポイントとして三点を挙げている。第一に背中に光があるかどうかで、普通種体型には腹部の虹色素胞が背中に転移することがないため、背中に光があれば背ビレの小さいヒカリ体型と判断できる。第二に背中から腹部への体色のグラデーションで、普通種体型にはグラデーションがあるがヒカリ体型にはない。第三に頭部から尾ビレに向けての体色で、ヒカリ体型は頭部の色が濃く胸ビレを境に体色が抜ける傾向がある。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
菱尾メダカの寿命は2〜3年です。
菱尾メダカの成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。
菱尾メダカの適温は18〜28℃です。
原産地
日本(日本メダカ協会の品種分類マニュアルに定められたヒレ変化の形質)
寿命
2〜3年
サイズ
最大約4cm(標準体長)
適温
18〜28℃
人工飼料、グリーンウォーター
出典: 改良メダカWEB図鑑「保存版!改良メダカの飼育方法まとめ」 / FishBase Oryzias latipes / 改良メダカWEB図鑑 菱尾
日本メダカ協会の品種分類マニュアルは、遺伝子型ではなく目視で判別できる形質で品種を分類しており、個々の形質の遺伝様式は定めていない。同マニュアルが選抜交配・累代繁殖で遺伝・作出できると明記している形質を「ライン作出」、それ以外を「その他」に分けている。
出典: 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル 第5版(2025年9月) / 改良メダカWEB図鑑「メダカの特徴」 / 改良メダカWEB図鑑 菱尾 / 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル
代表的なモルフの抜粋です。遺伝形式は交配計画の参考に。実際の表現は組み合わせ(コンボ)で変わります。
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Oryzias latipes (Temminck & Schlegel, 1846)
典拠データベース: FishBase · GBIF · 改良メダカWEB図鑑 菱尾 · 日本メダカ協会 改良メダカ品種分類マニュアル
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
出典: CITES 附属書(本種は非掲載) / FishBase(IUCN レッドリスト: 軽度懸念 LC、2018年評価)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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尾ビレの形と背中の光の有無が判別の要になるため、上見で観察できる環境が向く。改良メダカWEB図鑑は屋外飼育を勧めており、夏場は直射日光で水温が上がりすぎるため、よしずで半分影を作るなどの対策を挙げている。
市販の人工飼料を基本とし、数分で食べ切る量を与える。食べ残しは腐敗して水質悪化につながるため量を調整する。稚魚の育成には植物プランクトンが発生したグリーンウォーターが適する。
飼育水は弱酸性から弱アルカリ性の範囲が理想とされ、飼育を続けるにつれて酸性に傾く。水換えは週に1回程度が目安で、水温やpHが急に変わると体調を崩すため、導入時は容器ごと浮かべる水合わせを行う。FishBase はニホンメダカの生息水質を pH 7.0〜8.0、硬度 9〜19 dH と記録している。
温和で群れで泳ぐ魚であり、同じ品種でまとめて飼育するのが基本。水量1リットルにつき1匹が過密を避ける目安で、過密飼育は成長不良や繁殖率の低下、酸欠や水質悪化を招く。
屋外では水温18℃以上、日照12〜13時間以上の条件がそろう4月頃から10月頃までが産卵期となる。室内で通年繁殖させる場合は水温25〜28℃、照明13時間以上が目安。卵は積算温度250℃日で孵化し、水温25℃なら約10日かかる。
菱尾同士の交配でも固定率が低いため、選別には数を確保する必要がある。背ビレの小さいヒカリ体型と混同しやすく、背中の光、体色のグラデーション、頭部と体側の色差の三点で判別する。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
菱尾メダカの適正温度は18〜28℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
菱尾メダカの平均寿命は2〜3年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
菱尾メダカの成体サイズは最大約4cm(標準体長)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
菱尾メダカの食性は「人工飼料、グリーンウォーター」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
菱尾メダカの価格は品種・モルフ・サイズ・血統により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日