
出典: Wikimedia Commons
Phyllium philippinicum
フィリピン・ルソン島に分布するコノハムシ。メスは体長65〜98mmで葉に酷似し、オスは55〜68mmと細く短距離を飛ぶ。飼育されるコノハムシでは最も殖やしやすい種とされる。
フィリピンコノハムシ(Phyllium philippinicum)はフィリピンのルソン島に固有のコノハムシで、各種の低木の上で見つかる。メスは前翅だけが発達して後翅を欠き、オスは後翅が完全に発達して短い距離を飛べる。触角はメスが9節、オス成虫が23節で、基部寄りの節は橙褐色になる。体色は明緑から暗緑まで幅があり、前翅や腹部腹面に褐色斑が出る個体も出ない個体もいる。昼間は食草の上でほとんど動かず、風や振動で刺激されると体を震わせる。掴まれると中脚から順に脚を自切する。卵は長さ約5mm、幅3mm弱、重さ10mgで4〜5か月かけて孵化し、黒褐色の幼虫は摂食を始めると緑色に変わって4〜5か月で成虫になる。2009年に Hennemann らが記載した比較的新しい種で、Phasmid Study Group では PSG 278 番として扱われる。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
フィリピンコノハムシの寿命はメス成虫は6〜9か月(例外的に1年)、オス成虫は約3か月です。
フィリピンコノハムシの成体サイズはメス65〜98mm、オス55〜68mmです。
メスは体長65〜98mm、腹部の最大幅29〜41mm、オスは体長55〜68mm、幅15〜19mmと明らかに小さい。
フィリピンコノハムシの適温は22〜27℃です。湿度は60〜80%が目安です。
原産地
フィリピン・ルソン島
寿命
メス成虫は6〜9か月(例外的に1年)、オス成虫は約3か月
サイズ
メス65〜98mm、オス55〜68mm
適温
22〜27℃
湿度
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Phyllium philippinicum Hennemann, Conle, Gottardo & Bresseel, 2009
典拠データベース: GBIF
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
植物防疫法: ナナフシ目は植物の葉を食べる昆虫で、日本に分布しない外国産種の生体は植物防疫法上の検疫有害動物にあたる。同法第7条は検疫有害動植物を輸入禁止品と定めており、試験研究・展示等の用途であらかじめ農林水産大臣の許可を受けた場合を除いて輸入できない。そのため国内で入手できるのは国内で累代繁殖された個体に限られる。個別の可否は植物防疫所に確認する。
出典: CITES Appendices (species not listed) / 植物防疫所 輸入禁止品の輸入許可(検疫有害動物の定義と第7条の除外規定) / e-Gov 植物防疫法 第7条(輸入の禁止) / 環境省 特定外来生物一覧(ナナフシ目の掲載なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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60〜80%
キイチゴ類の葉を主体に、コナラ類やグアバの葉
22〜27℃、湿度60〜80%を保つ。湿度を上げるには食草の枝を2〜3日おきにぬるま湯で霧吹きする。低めの室温で管理すると孵化する個体にオスの割合が増える。
単為生殖はほとんど起こらないため、オスとメスをそろえて殖やす。オス成虫の寿命が最大4か月と Phyllium 属では例外的に長く、交尾中は何日もメスの背に乗ったままになる。卵は長さ約5mm、幅3mm弱、重さ10mgで4〜5か月で孵化する。オスが長く生きる分だけ受精卵が得やすく、孵化率が高く幼虫も丈夫になる。
植物食で互いを攻撃しないため、同種をまとめて飼育できる。オス成虫は夜間に活発で、メスを探して食草の枝を歩き回ったり飛んだりする。掴むと脚を自切するので、移動させるときは手で掴まず葉や枝ごと移す。
卵は4〜5か月で孵化し、幼虫は温度に応じて4〜5か月で成虫になる(オスがやや早い)。オス成虫は約3か月、メス成虫は通常6〜9か月、例外的に1年生きる。2回目の脱皮以降は腹部の形で雌雄を見分けられ、オスは菱形に細く、メスは幅を増していく。
導入当初この系統は Phyllium spec.(フィリピン)や誤って Phyllium siccifolium と呼ばれており、写真や表示に旧名が残っていることがある。外国産ナナフシ目は植物防疫法上の検疫有害動物にあたり、生体の輸入は農林水産大臣の許可を受けた場合を除いて認められないため、国内で累代繁殖された個体を選ぶ。野外へ放したり遺棄したりしない。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
フィリピンコノハムシの適正温度は22〜27℃です。推奨湿度は60〜80%です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
フィリピンコノハムシの平均寿命はメス成虫は6〜9か月(例外的に1年)、オス成虫は約3か月です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
フィリピンコノハムシの成体サイズはメス65〜98mm、オス55〜68mmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
フィリピンコノハムシの食性は「キイチゴ類の葉を主体に、コナラ類やグアバの葉」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
フィリピンコノハムシの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日