
出典: Wikimedia Commons
Peruphasma schultei
ペルー北部の狭い範囲にのみ自生するナナフシ。ビロード状の黒い体に黄色い眼と赤い上唇、赤い後翅が対比をなす。室温で飼育できるが、刺激されると防御液を噴霧するため扱いに注意が要る。
ブラックビューティーナナフシ(Peruphasma schultei)は、2004年にペルー北部のコルディエラ・デル・コンドルで見つかったナナフシで、野生では5haに満たない範囲にしか分布しない。ビロード状の黒い体に、黄色い眼、黄色の輪が入る触角、鮮やかな赤い上唇が対比をなす。後翅は後半部が濃い赤で、前方4分の1は小さな前翅と同じく黒地に白い網目模様が入る。夜行性で、昼間は食草であるコショウボク属の茂みに隠れている。刺激を受けると色鮮やかな後翅を立て、腹端を反り上げて素早く走り去る。さらに頭部後方の腺から防御液を噴霧することがあり、眼や粘膜に入ると数分間しみるが、あとに残る損傷はないとされる。発見後、現地の保護団体による繁殖計画を通じて飼育個体が各国へ広まり、現在は珍しい種ではなくなった。Phasmid Study Group では PSG 270 番として扱われる。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
ブラックビューティーナナフシの寿命はメス成虫6ヶ月〜1年 / オス成虫4〜6ヶ月です。
ブラックビューティーナナフシの成体サイズはメス55〜70mm、オス40〜50mmです。
メスは体長55〜70mm、オスは40〜50mm。
ブラックビューティーナナフシの適温は18〜24℃(室温)です。湿度は40〜60%が目安です。
原産地
ペルー北部(コルディエラ・デル・コンドル)
寿命
メス成虫6ヶ月〜1年 / オス成虫4〜6ヶ月
サイズ
メス55〜70mm、オス40〜50mm
適温
18〜24℃(室温)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
植物防疫法: ナナフシ目は植物の葉を食べる昆虫で、日本に分布しない外国産種の生体は植物防疫法上の検疫有害動物にあたる。同法第7条は検疫有害動植物を輸入禁止品と定めており、試験研究・展示等の用途であらかじめ農林水産大臣の許可を受けた場合を除いて輸入できない。そのため国内で入手できるのは国内で累代繁殖された個体に限られる。個別の可否は植物防疫所に確認する。
出典: CITES Appendices (species not listed) / IUCN レッドリスト Peruphasma schultei(近絶滅種 CR) / 植物防疫所 輸入禁止品の輸入許可(検疫有害動物の定義と第7条の除外規定) / e-Gov 植物防疫法 第7条(輸入の禁止) / 環境省 特定外来生物一覧(ナナフシ目の掲載なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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湿度
40〜60%
イボタノキの葉を主体に、レンギョウ、ライラック、アオキ、スイカズラの葉。野生ではコショウボク属の葉
室温、つまり18〜24℃で十分に飼育できる。湿度は霧吹きで40〜60%を目安に保つ。過湿に弱いので、網を張った蓋など通気のよいケージを使い、水が溜まらないようにする。
性成熟すると頻繁に長く交尾し、オスがメスの背に何週間も乗ったままになることがある。メス成虫はおよそ5か月かけて約125個の卵を産む。卵は長さ3〜4mm、幅2mmで、4〜7か月かけて孵化する。孵化した幼虫は10〜15mmで、触角の先に幅の広い白い輪が入り、数回の脱皮を経て親と同じ体色になる。
同種を複数まとめて飼育しても問題は起きない。幼虫は昼間、葉や枝の裏で数匹が重なり合って休む習性がある。体の大きさからケージは30×30cm、高さ50cm以上を目安にする。
卵は4〜7か月で孵化し、幼虫は温度に応じて4〜7か月で成虫になる。翅は最後の脱皮で初めて形成される。メス成虫はおよそ5か月にわたって産卵を続ける。
刺激すると頭部後方の腺から防御液を噴霧することがあり、眼や粘膜、傷口に入ると数分間しみる。あとに残る損傷はないとされるが、扱うときは顔を近づけず、触れたら手を洗う。野生個体群はペルー北部の5ha未満の範囲に限られ、IUCN レッドリストでは近絶滅種(CR)と評価されている。流通しているのは2000年代の繁殖計画に由来する飼育個体で、CITES 附属書には掲載されていない。外国産ナナフシ目は植物防疫法上の検疫有害動物にあたり、生体の輸入は農林水産大臣の許可を受けた場合を除いて認められないため、国内で累代繁殖された個体を選ぶ。野外へ放したり遺棄したりしない。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
ブラックビューティーナナフシの適正温度は18〜24℃(室温)です。推奨湿度は40〜60%です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
ブラックビューティーナナフシの平均寿命はメス成虫6ヶ月〜1年 / オス成虫4〜6ヶ月です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
ブラックビューティーナナフシの成体サイズはメス55〜70mm、オス40〜50mmです。飼育環境や個体差により多少前後します。
ブラックビューティーナナフシの食性は「イボタノキの葉を主体に、レンギョウ、ライラック、アオキ、スイカズラの葉。野生ではコショウボク属の葉」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
ブラックビューティーナナフシの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月17日