
画像: Emanuele Santarelli / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons
Sympodium spp.
岩を被覆する薄いマット状の基部から、八本の羽状触手をもつ短い柄のポリプを密生させるウミアザミ科のソフトコーラル。青や緑の蛍光を帯びる個体が観賞用に流通し、広がるのが速い。
チヂミウミアザミ属(Sympodium)は、Malacalcyonacea 目ウミアザミ科に属する八放サンゴのソフトコーラルで、1834年にエーレンベルクによって記載された。インド洋から西太平洋の浅いサンゴ礁に分布し、日本近海からも記録がある。同科の他属が幹から枝を立ち上げるのに対し、本属は岩の上に薄いマット状の基部を広げ、そこから短い柄のポリプを密生させる。ポリプは八放サンゴ共通の八本の羽状触手をもつ。観賞用には青や緑の蛍光を帯びる個体が好まれる。Koido らが2019年に報告したウミアザミ科の種多様性の研究では、日本産の Sympodium が同科の他属とともに形態と骨片の比較によって整理されている。褐虫藻を共生させる光合成性の群で、栄養の大半を光合成でまかない、基部を広げながら岩を覆うように成長する。骨格をつくらないソフトコーラルであり、CITESの掲載対象ではない。
出典: WoRMS
シンポディウムの適温は24〜26℃です。
原産地
インド洋〜西太平洋(日本近海を含む)の浅いサンゴ礁
適温
24〜26℃
褐虫藻の光合成産物が主体。マイクロプランクトンや濾過食性無脊椎動物用の餌を補助的に与える。
LiveAquaria はウミアザミ科について Lighting: High としており、中〜強めの光を確保する。蛍光色を保つには十分な光が要る。
中程度の流れを当て、被覆できる平らな岩の上に据える。広がって隣接サンゴを覆うため、境界に隙間を設ける。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、pH 8.1〜8.4、KH 8〜12。ヨウ素・微量元素の補給が推奨される。
出典: Koido ら (2019) ウミアザミ科の高い種多様性 ZooKeys 862 / LiveAquaria(Waving Hand, Thick Stem/ウミアザミ科の飼育値) / WoRMS(世界海洋生物種名録)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
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栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存する。マイクロプランクトンや濾過食性無脊椎動物用の餌を週1回程度与えるとよい。
被覆して広がるため、岩伝いに隣接サンゴへ乗り上げないよう境界を管理する。同科の他属と外見が紛らわしく、流通名だけでは同定できない。骨格をつくらないためCITESの掲載対象ではない。
中級者向け。ある程度の飼育経験と、飼育環境を管理する知識が求められます。
シンポディウムの適正温度は24〜26℃です。
シンポディウムの食性は「褐虫藻の光合成産物が主体。マイクロプランクトンや濾過食性無脊椎動物用の餌を補助的に与える。」です。
シンポディウムの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。ブリちょくでは、ブリーダーが出品ごとに価格を決めています。
最終更新: 2026年9月16日