
画像: Will Thomas / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons
Ricordea yuma
口盤の大部分を占める大きな口と、中心から渦を巻くように並ぶ球状の触手が特徴のコーラリモルフ。蛍光色を帯びた鮮やかな体色で流通する。骨格はつくらず、口盤の周縁出芽で殖える。
リコルディア・ユマ(Ricordea yuma)は、インド洋から太平洋の浅い熱帯・亜熱帯域に分布するイソギンチャクモドキ目 Ricordeidae(和名なし)のコーラリモルフである。近縁のイシサンゴ類と違い石灰質の骨格をつくらず、系統解析からは骨格を失った子孫ではなく姉妹群であることが示されている。口盤は大きく、中心から渦を巻くように球状の触手が並ぶ。腹側は細い柱部で足盤につながる。無性生殖では口盤の縁から触手と口を複製した部分が伸びて分離する周縁出芽を行い、これが基質を短期間で占有する仕組みとみられている。攪乱を受けた礁では造礁サンゴの着生を競争的に妨げることが知られ、栄養塩の増加はコーラリモルフ側に有利に働く。飼育下では体が形を失って溶けるように崩れる「メルティング症候群」がみられることがあり、原因は未解明で、病原体説と自然光から人工照明への移行説がある。骨格をもたないためCITESの掲載対象ではない。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
リコルディア・ユマの適温は24〜26℃です。
原産地
インド洋〜太平洋の浅い熱帯・亜熱帯域。礁原に多く生息する。
適温
24〜26℃
褐虫藻の光合成産物に加え、棘皮動物・甲殻類・小魚・動物プランクトンを捕食する。
LiveAquaria は Ricordea について Lighting: Moderate to High とし、メタルハライドでは強すぎることがあるとする。光量変化に弱いため導入時は段階的に慣らす。
LiveAquaria は Placement: Bottom、Waterflow: Low としている。強い流れでは口盤が開かない。他のマッシュルームより丈夫でない点に注意する。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、pH 8.1〜8.4、KH 8〜12。ヨウ素・微量元素の補給が推奨される。
出典: LiveAquaria(Green Ricordea Mushroom Coral) / WoRMS(世界海洋生物種名録)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
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褐虫藻由来の栄養に加え、マイクロプランクトンやブラインシュリンプなど小型の餌を個々の口盤に与える。粒の大きすぎる餌は吐き出す。
LiveAquaria は Temperament: Semi-Aggressive とし、他のサンゴとの間隔を求めている。体が崩れる「メルティング症候群」の報告があり、照明や水質の急変を避ける。骨格をもたないためCITESの掲載対象ではない。同属にはカリブ海産の Ricordea florida がおり、「リコルディア」の表記だけでは両種を区別できない。インド洋から太平洋に分布する本種とは産地の異なる別種なので、学名まで確認して選ぶ。
中級者向け。ある程度の飼育経験と、飼育環境を管理する知識が求められます。
リコルディア・ユマの適正温度は24〜26℃です。
リコルディア・ユマの食性は「褐虫藻の光合成産物に加え、棘皮動物・甲殻類・小魚・動物プランクトンを捕食する。」です。
リコルディア・ユマの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。ブリちょくでは、ブリーダーが出品ごとに価格を決めています。
最終更新: 2026年9月16日