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Stereonephthya japonica
相模湾から九州西岸の浅い岩礁に普通な、黄色いチヂミトサカ科のソフトコーラル。黄色いのは共肉ではなく骨片で、枝先の個虫は1つずつか小さな房で付き、大きな塊にならない点でトゲトサカ類と見分ける。
キバナトサカ(Stereonephthya japonica)はチヂミトサカ科ハナトサカ属のソフトコーラルで、1954年に内海冨士夫が記載しました。相模湾から九州西岸に分布し、水深0〜12mの浅い海に普通に見られます。群体は伸びたときの高さが10〜15cmで、濁った淡い黄色をしています。盤状に広がる柄から数本の主枝が分かれ、さらに枝を出して、その上一面に長さ1〜2cmの末枝をつけます(日本大百科全書)。名前のとおり黄色いソフトコーラルですが、黄色いのは共肉ではなく骨片です。同じ科のトゲトサカ属に似ますが、トゲトサカ属は枝先に個虫が大きな塊をつくるのに対し、本種は個虫が1つずつか小さな房で付き、ポリプの腹側に桿状の骨片がある点で見分けられます(黒潮生物研究所)。近縁のアカバナトサカ(S. rubriflora)は花頭の骨片が赤紫色で群体が赤っぽく見えます。伊豆半島でも一年中見られる普通種です。褐虫藻の有無を示す資料は見つからず、水槽での飼い方もまとまった情報がありません。国内では近海産の個体が専門店に入荷します。
キバナトサカの成体サイズは伸びたときの高さ10〜15cm(日本大百科全書)です。
原産地
日本(相模湾〜九州西岸)の浅い岩礁(水深0〜12m)
寿命
資料が少ない
サイズ
伸びたときの高さ10〜15cm(日本大百科全書)
適温
24〜27℃
資料が少ない(給餌を前提に考える)
光合成に頼れるかを示す資料は見つからない。浅い岩礁の種なので観賞用の明るさは確保しつつ、給餌で栄養をとる前提で飼う。
浅い岩礁に着生する(日本大百科全書)。群体がゆれて末枝の個虫に餌が届く程度の水流を当て、岩にしっかり固定する。
出典: コトバンク(日本大百科全書): キバナトサカ / 黒潮生物研究所 Web図鑑(キバナトサカ) / Izuzuki 海の生き物図鑑(キバナトサカ)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 沖縄県が採捕を禁止している「造礁サンゴ類」(イシサンゴ目・アオサンゴ目・ヤギ類など)には、ウミトサカ類のソフトコーラルは含まれていない。ただし海での採集は漁業権や都道府県の漁業調整規則の対象になることがあり、国立・国定公園の海域公園地区では指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。
CITES 附属書には掲載されていない(Species+ で確認)。外来生物法の特定外来生物にも指定されていない。
出典: Species+(CITES 検索) / 環境省 特定外来生物等一覧 / 沖縄県: 造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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相模湾〜九州の温帯の海の種で、熱帯のサンゴ水槽とは条件が違う。飼育水温の数値の目安は資料が少ないので、採集地の水温に近づけ夏の高水温を避ける。塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。
給餌の方法を示す資料は少ない。個虫が開いているときに微粒子・液状の餌を少量ずつ与え、反応を見て量を調整する。
飼育情報が少なく、温帯種のため水温管理も難しい。トゲトサカ類やアカバナトサカと名前が混ざりやすいので、骨片の色(黄色)と個虫の付き方で確かめる。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
キバナトサカの成体サイズは伸びたときの高さ10〜15cm(日本大百科全書)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
キバナトサカの食性は「資料が少ない(給餌を前提に考える)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
キバナトサカの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日