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Stereonephthya rubriflora
白〜黄色の枝の先に、名前のとおり赤いポリプをつけるハナトサカ属のソフトコーラル。花頭の骨片が赤〜赤紫色で、群体全体が赤っぽく見える。和歌山県田辺湾をタイプ産地とする日本近海の種。
アカバナトサカ(Stereonephthya rubriflora)はチヂミトサカ科ハナトサカ属のソフトコーラルで、1954年に内海冨士夫が記載しました。タイプ産地は和歌山県の田辺湾で、高知県、鹿児島県、熊本県天草、神奈川県相模湾からも報告があり、比較的浅い場所にすみます。枝は白色から黄色で、ポリプは名前のとおり赤色です。骨片も枝のものは透明ですが、花頭(ポリプの頭部)のものは赤〜赤紫色です(黒潮生物研究所)。このため群体全体が赤っぽく見えます。近縁のキバナトサカ(S. japonica)は骨片が黄色で、群体が淡い黄色に見える点で見分けます(日本大百科全書)。ハナトサカ属は、枝先の個虫が大きな塊をつくらない点で同じ科のトゲトサカ属と区別されます。褐虫藻の有無や水槽での飼い方を示す資料はほとんど見つからず、キバナトサカと同様に給餌を前提に、温帯の水温で管理することになります。国内では近海産の個体が専門店に入荷し、キバナトサカと一緒に売られることもあります。
原産地
日本(相模湾・和歌山・高知・鹿児島・熊本天草など)の比較的浅い海
寿命
資料が少ない
サイズ
資料が少ない
適温
24〜27℃
資料が少ない(給餌を前提に考える)
光合成に頼れるかを示す資料は見つからない。照明は観賞用の明るさとし、給餌で栄養をとる前提で飼う。
比較的浅い岩場にすむ(黒潮生物研究所)。群体がゆれて個虫に餌が届く程度の水流を当て、岩に固定する。
相模湾〜九州の温帯の海の種。飼育水温の数値の目安は資料が少ないので、採集地の水温に近づけ夏の高水温を避ける。塩分33〜35ppt(比重1.023〜1.025)。
給餌の方法を示す資料は少ない。個虫が開いているときに微粒子・液状の餌を少量ずつ与える。
出典: 黒潮生物研究所 Web図鑑(アカバナトサカ) / コトバンク(日本大百科全書): キバナトサカ / WoRMS(Stereonephthya rubriflora)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
国内法: 沖縄県が採捕を禁止している「造礁サンゴ類」(イシサンゴ目・アオサンゴ目・ヤギ類など)には、ウミトサカ類のソフトコーラルは含まれていない。ただし海での採集は漁業権や都道府県の漁業調整規則の対象になることがあり、国立・国定公園の海域公園地区では指定された動植物の採取に許可が要る(自然公園法第22条)。
CITES 附属書には掲載されていない(Species+ で確認)。外来生物法の特定外来生物にも指定されていない。
出典: Species+(CITES 検索) / 環境省 特定外来生物等一覧 / 沖縄県: 造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています / e-Gov 法令検索: 自然公園法(第22条 海域公園地区)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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飼育情報が少なく、温帯種で水温管理も難しい。キバナトサカと一緒に売られることがあるので、花頭の骨片の色(赤〜赤紫)で確かめる。
上級者向け。上級者向けの品種です。高度な飼育技術と専門的な設備が必要で、環境の細かい調整が求められます。
アカバナトサカの食性は「資料が少ない(給餌を前提に考える)」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
アカバナトサカの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月23日