
出典: Wikimedia Commons
Litophyton spp.
幹から枝分かれして樹木状に広がる八放サンゴのソフトコーラル。枝先にポリプが房状に密集し、骨片が透けて表面がざらついて見える。褐虫藻を共生させ、光と水流のある環境でよく育つ。
ヤナギトサカ属(Litophyton)は、Malacalcyonacea 目チヂミトサカ科に属する八放サンゴのソフトコーラルで、紅海・インド洋から西太平洋のサンゴ礁に広く分布する。WoRMS は50種以上を有効とし、2016年に van Ofwegen が行った再検討によって、観賞用に「ネフシア(Nephthea)」の名で流通していた多くの種が本属に統合された。群体は幹から枝分かれして樹木状に広がり、枝先にポリプが房状に密集する。組織中の骨片が透けるため表面はざらついて見え、体色は褐色・クリーム色・緑色などである。褐虫藻を共生させる光合成性の群で、栄養の大半を光合成でまかないながら、懸濁物の捕食でも補う。飼育は同科の非光合成属より格段に容易で、中〜強めの光と中〜強めの水流を与えれば成長する。毒性のある物質を放出して隣接するサンゴを抑えるため間隔が要る。骨格をつくらないソフトコーラルであり、CITESの掲載対象ではない。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
リトフィトンの適温は24〜26℃です。
原産地
紅海・インド洋から西太平洋にかけてのサンゴ礁
適温
24〜26℃
褐虫藻の光合成産物が主体。マイクロプランクトンやベビーブラインシュリンプの給餌で成長が早まる。
LiveAquaria はチヂミトサカ科のツリーコーラルについて Lighting: Moderate to High としている。褐虫藻をもつため光は必要だが、極端な強光は要らない。
LiveAquaria は Placement: Middle、Waterflow: Medium to Strong としている。流れが弱いと枝が垂れて汚れが溜まる。隣接サンゴとは間隔を空ける。
水温24〜26℃、比重1.023〜1.025(塩分33〜35ppt)、pH 8.1〜8.4、KH 8〜12。ヨウ素・ストロンチウム・微量元素の補給が推奨される。
出典: LiveAquaria(Tree Coral, Assorted) / van Ofwegen (2016) Litophyton 属の再検討 ZooKeys 567 / WoRMS(世界海洋生物種名録)
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Litophyton spp. Forskål, 1775
別名(シノニム): Nephthea Audouin, 1828
典拠データベース: WoRMS
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
この種類の出品を探す
栄養の大半は褐虫藻の光合成に依存する。マイクロプランクトンやベビーブラインシュリンプ、濾過食性無脊椎動物用の餌を週数回与えると成長が早まる。
毒性のある物質を放出して隣接サンゴを抑えるため、十分な間隔と活性炭による吸着が要る。輸送時に粘液を出すので、導入前に海水でよくすすぐ。骨格をつくらないためCITESの掲載対象ではない。
初心者向け。初心者向けの品種です。飼育に特別な設備や経験は必要なく、基本的な飼育環境を整えれば問題なく育てられます。
リトフィトンの適正温度は24〜26℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
リトフィトンの食性は「褐虫藻の光合成産物が主体。マイクロプランクトンやベビーブラインシュリンプの給餌で成長が早まる。」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
リトフィトンの価格は品種・サイズ・個体の質により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日