アオジタトカゲの飼育方法を解説。インドネシア種とオーストラリア種の違い、餌の配合、温度設定を紹介。
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アオジタトカゲの飼育方法を解説。インドネシア種とオーストラリア種の違い、餌の配合、温度設定を紹介。
アオジタトカゲ(ブルータンスキンク)は、その名の通り鮮やかな青い舌を持つ中型のトカゲです。オーストラリアやインドネシアを中心に生息し、ずんぐりとした体型と短い四肢が愛らしい印象を与えます。性格は全体的に穏和で、慣れればハンドリングも楽しめるため、爬虫類飼育の入門種としても人気があります。
最大で体長50〜60cmほどに成長し、適切な飼育環境下では10〜20年と長生きします。長期的なパートナーとして迎えられることも、ファンが多い理由のひとつです。購入前に種類ごとの特性と必要な飼育環境を把握しておくことが、長く健康に飼育するための第一歩となります。
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アオジタトカゲにはいくつかの種・亜種が流通しており、それぞれ性格や必要な環境が異なります。自分のライフスタイルや飼育スペースに合った種を選ぶことが大切です。
最もペットとして普及している種で、初心者にも強くおすすめできます。人慣れしやすく、ハンドリングに向いた穏やかな性格が特徴です。乾燥系の環境を好むため、湿度管理が比較的容易で、飼育難易度は低めです。国内でも繁殖個体(CB個体)が流通しており、価格も比較的手頃です。
インドネシア産の種・亜種群で、体色や模様に個体差が大きく、コレクター人気も高いです。高温多湿な環境を必要とし、湿度は60〜80%を維持する必要があります。ノーザンに比べるとやや神経質な傾向があるため、中級者向けといえます。
オーストラリア固有種で、国外への持ち出しが法律で禁止されています。そのため日本国内での流通はほぼなく、海外市場でも非常に高価です。入手を検討する場合は、必ず合法的な流通ルートを確認してください。
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成体には最低でも幅120cm×奥行き60cm程度のケージを用意しましょう。アオジタトカゲは地表性のトカゲであるため、高さよりも床面積の広さが重要です。木製ケージは保温性に優れていますが、インドネシア系の高湿度種には防水加工が必要です。
種によって適した床材が異なります。
床材は最低5cm以上の厚みを持たせると、トカゲが身を潜める安心感を得やすくなります。
コルクバーク、流木、人工シェルターなどを複数設置してあげましょう。特に脱皮前後は隠れ家に籠ることが多いため、サイズに合った隠れ家は必須です。レイアウトはシンプルにまとめ、清掃しやすい構成にしておくと日々のメンテナンスが楽になります。
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アオジタトカゲは変温動物のため、ケージ内に温度勾配を作ることが基本です。
| ゾーン | 推奨温度 | |---|---| | バスキングスポット | 33〜38℃ | | クールサイド | 24〜27℃ | | 夜間(全体) | 20〜24℃ |
バスキングスポットにはバスキングランプやセラミックヒーターを使用し、クールサイドとの温度差をしっかり確保します。ケージ内の両端に温度計を設置して常時モニタリングしましょう。
アオジタトカゲにはUVBライトが必須です。紫外線を浴びることで体内でビタミンD3を合成し、カルシウムの吸収を助けます。UVB不足はクル病(骨代謝異常)の原因となるため、専用のUVBランプを1日10〜12時間程度照射してください。ランプは使用時間とともに紫外線量が低下するため、パッケージに記載された推奨交換サイクルを守りましょう。
湿度が低すぎると脱皮不全を起こしやすくなります。脱皮前には霧吹きで湿度を上げてあげるとスムーズに脱皮が進みます。
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アオジタトカゲは雑食性で、野生下では昆虫、カタツムリ、果実、草など幅広いものを食べています。飼育下でも多様な食材を組み合わせ、栄養バランスを意識した給餌が大切です。
毎回の給餌時にカルシウムパウダーを食材にまぶして与えましょう。週に1〜2回はビタミンD3入りのサプリメントも活用すると安心です。ネギ類・アボカド・チョコレートは毒性があるため絶対に与えてはいけません。
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ブリちょくは、国内のブリーダーから直接生体を購入できるプラットフォームです。アオジタトカゲの購入においても、以下のメリットがあります。
爬虫類の飼育は長期的なコミットメントが求められます。信頼できるブリーダーとつながることが、健康な個体を長く飼育するための何よりの安心につながります。ブリちょくでお気に入りのアオジタトカゲを探してみてください。