セキセイインコは初心者向きの人気の小鳥。ケージ・餌・温度・健康管理の基本から、なつかせ方・おしゃべりを教えるコツまで詳しく解説します。
この記事のポイント
セキセイインコは初心者向きの人気の小鳥。ケージ・餌・温度・健康管理の基本から、なつかせ方・おしゃべりを教えるコツまで詳しく解説します。
セキセイインコは日本で最も飼育されている鳥の一種で、そのカラフルな体色・愛らしい鳴き声・おしゃべり上手な個性が多くの人に愛されています。比較的丈夫で飼いやすく、鳥の入門種として最適です。本記事では、セキセイインコを迎えるための基本ケアをすべて解説します。
個体差が大きく、人懐っこい子もいれば臆病な子もいます。幼鳥期(生後3〜6ヶ月)から飼い始めると、人によくなつく傾向があります。
ケージ 目安サイズは35cm×35cm×50cm以上。セキセイインコは活発に動き回るため、できるだけ広めのケージを選びましょう。横型ケージは壁面をよじ登る運動ができ、セキセイインコに適しています。
止まり木 ケージ内に2〜3本の止まり木を設置します。異なる直径(1cm〜1.5cm程度)の自然木を使うと、足への刺激が均一にならず健康的です。プラスチック製の細い止まり木は足裏が荒れる原因になることがあります。
餌入れ・水入れ ステンレスや陶器製のものが衛生的です。毎日洗浄しましょう。
おもちゃ セキセイインコは知的な鳥で、退屈すると問題行動が出ることがあります。ブランコ・鏡・噛むおもちゃなどをローテーションで与えましょう。
主食(ペレット or シード) ペレット(栄養バランスの取れた圧縮飼料)を主食にするのが理想的です。シード(種子)だけでは栄養が偏りがちで、脂質も多めです。シードを好む個体も多いため、ペレット7:シード3の割合など、段階的に慣らすことをおすすめします。
副食(野菜・果物) 小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・にんじんなどの野菜を週3〜4回与えましょう。果物は糖分が多いため少量(週1〜2回)に留めます。与えてはいけない食材:アボカド・ネギ・チョコレート・アルコール類。
シードミックス(副食として) 粟・黍・カナリーシードなどを少量混ぜると食欲が増進します。
セキセイインコは寒さに強い方ですが、急激な温度変化には弱いです。適正温度は20〜28℃です。
冬の寒さ対策 ケージカバー(夜間)・ペット用ヒーター・電気毛布の活用。ケージ全体を覆わず、一部に暖かい場所と涼しい場所を作ることが重要です。
夏の暑さ対策 直射日光が当たらない場所にケージを置く。室温が30℃を超える場合はエアコンを使用し、28℃以下を維持します。
最初は静かに様子を見る 迎えてから数日間は、ケージ越しに話しかける程度にとどめ、新環境に慣れさせます。
手を怖がらせない ケージに手を入れる際はゆっくりと、後ろからではなく正面から近づけましょう。手から餌(おやつ)を与えることで「手=良いもの」と学習させます。
一人遊びの時間を設ける 毎日ケージの外に出して自由に飛ばす時間(放鳥)を15〜30分設けましょう。この時間が絆を深める最大のチャンスです。
セキセイインコは特にオスがおしゃべりを覚えやすい傾向があります。
定期健康診断 年1〜2回は鳥類専門の動物病院で健康診断を受けましょう。早期発見が病気の治療成功につながります。
よくある病気 - メガバクテリア症(AGY病):消化器の真菌感染。体重減少・嘔吐が症状 - 毛引き症:羽を自分で抜く行動。ストレスが原因のことが多い - オウム病(クラミジア症):人獣共通感染症。定期的な糞便検査を
セキセイインコは適切なケアを受ければ、10年以上の長きにわたって家族の一員として生活を共にしてくれます。基本的な環境整備と毎日のコミュニケーションが、幸せな関係を築く基本です。