インコ・オウム・フィンチなど鳥の飼育・購入で使われる専門用語をわかりやすく解説します
ヒナや幼鳥に対して、スポイトやスプーンを使って手作業で餌を与えること。パウダーフードをお湯で溶いて適温(38〜40℃)にしてから与える。手乗りに育てるための基本的な飼育方法。
ヒナが挿し餌を卒業し、自分でシードやペレットを食べられるようになった状態。一人餌への移行は生後1〜2ヶ月頃が一般的で、体重の推移を見ながら徐々に切り替える。
古い羽毛が抜け落ちて新しい羽毛に生え替わること。年に1〜2回起こり、体力を消耗するため栄養管理が重要。換羽期は鳥がイライラしやすく、体調を崩しやすい時期でもある。
翼の外側に生えている大きな羽のこと。飛行に直接関わる重要な羽で、初列風切り羽と次列風切り羽がある。クリッピングの対象となる部位。
風切り羽を短くカットして飛行能力を制限する処置。逃走防止や安全のために行われるが、鳥の精神的ストレスになるという意見もあり、賛否が分かれる。換羽で新しい羽が生えれば元に戻る。
Psittacine Beak and Feather Disease(オウム類嘴羽毛病)の略。サーコウイルスによる感染症で、羽毛の異常や脱落、嘴の変形を引き起こす。治療法は確立されておらず、予防が重要。
ケージから出して室内で自由に飛ばせること。鳥の運動不足解消やストレス発散に重要。窓や鏡への衝突、誤食、他のペットとの接触など事故防止の対策が必要。
鳥を飼育するための金属製の籠。サイズは鳥の体格に合わせて選び、翼を広げても余裕のある大きさが理想。底にはペットシーツや新聞紙を敷いて衛生管理する。
ケージ内に設置する鳥が止まるための棒。太さは鳥の足のサイズに合わせ、足が3分の2ほど回る太さが適切。天然木の止まり木は爪の自然な摩耗にも役立つ。
鳥に必要な栄養素をバランスよく配合した人工飼料。シードに比べて栄養バランスに優れるが、嗜好性ではシードに劣ることが多い。理想的にはペレットを主食にすることが推奨される。
ヒエ・アワ・キビ・カナリーシードなどの種子類の総称。鳥の嗜好性が高く伝統的な主食だが、脂質が多く栄養が偏りやすい。ペレットと併用してバランスをとるのが望ましい。
牡蠣殻を砕いたカルシウム補給用の副食。メスの産卵期や成長期には特に重要。ケージ内の専用容器に入れて自由に摂取できるようにしておく。
繁殖行動を起こす状態。メスは過発情すると無精卵を産み続けて体力を消耗し、卵詰まりのリスクが高まる。日照時間や温度の管理で発情を抑制することが健康管理上重要。
鳥が自分の羽毛を抜いてしまう問題行動。ストレス、退屈、病気、ホルモンバランスの乱れなどが原因。重症化すると皮膚を傷つけることもあり、早期の原因究明と対処が必要。
挿し餌用の専用給餌器具。先端が細く曲がっており、ヒナの口にフードを流し込みやすい形状。シリンジタイプとスプーンタイプがあり、鳥種やヒナの大きさに応じて使い分ける。
孵化後まだ自立できない幼い鳥。挿し餌が必要で、保温管理(28〜30℃)が不可欠。プラケースなどに床材を敷いて飼育し、成長に合わせてケージに移行する。
挿し餌を卒業し一人餌になったが、まだ成鳥の羽色になっていない若い鳥。人に馴れやすく、手乗りに育てるには最適な時期。性格や個体差が出始める段階。
完全に成長し、成熟した大人の鳥。羽色が完成し、繁殖が可能な状態。種類によるが、小型インコで生後6ヶ月〜1年、大型オウムで3〜5年で成鳥になる。
鳥のオス・メスを見分けること。セキセイインコはろう膜(鼻の上の部分)の色で判別できるが、オカメインコなどは外見では難しくDNA鑑定が必要。ペアリングや繁殖計画に重要。
食道の途中にある袋状の器官で、食べた餌を一時的に蓄える。ヒナへの挿し餌時にはそのうの膨らみ具合で満腹度を確認する。そのう炎(細菌・カビの感染)は鳥の代表的な病気の一つ。