メインコンテンツへスキップインコ・オウムのしつけガイド|手乗り・おしゃべり・トリック | ブリちょく鳥| ✍️ ブリちょく編集部
インコ・オウムのしつけガイド|手乗り・おしゃべり・トリック
インコやオウムのしつけ方法を段階別に解説。手乗りの慣らし方、おしゃべりの教え方、簡単なトリックの練習方法、信頼関係の築き方を紹介します。インコやオウムは、鳥類の中でも特に知能が高いグループです。適切なトレーニングを積めば、手乗り・おしゃべり・トリックなど、犬猫にも引けを取らない豊かなコミュニケーションが楽しめます…
この記事のポイント
インコやオウムのしつけ方法を段階別に解説。手乗りの慣らし方、おしゃべりの教え方、簡単なトリックの練習方法、信頼関係の築き方を紹介します。インコやオウムは、鳥類の中でも特に知能が高いグループです。適切なトレーニングを積めば、手乗り・おしゃべり・トリックなど、犬猫にも引けを取らない豊かなコミュニケーションが楽しめます…
インコやオウムは、鳥類の中でも特に知能が高いグループです。適切なトレーニングを積めば、手乗り・おしゃべり・トリックなど、犬猫にも引けを取らない豊かなコミュニケーションが楽しめます。ただし、鳥は本来「捕食される側」の動物。人間との信頼関係を丁寧に築くことが、すべてのトレーニングの大前提です。本記事では、お迎え直後の慣らし期間から、手乗り・おしゃべり・トリックまでを段階的に解説します。
信頼関係の築き方|最初の1〜2週間が肝心
✍️
ブリちょく編集部
生体の飼育情報を専門に扱うブリちょく編集部。獣医療・繁殖の各分野を取材し、初心者にも分かりやすい記事をお届けします。
ブリちょくで鳥を探す
認証済みブリーダーから直接購入できます
関連する出品を見る
この記事に関連する鳥の出品をブリちょくで探してみましょう。認証済みブリーダーから直接購入できます。
ペットライフ
ペット可物件・ブリーダー直販・ペット可スポットの3軸連携。
鳥のトレーニングで最も重要な期間が、お迎え後の最初の1〜2週間です。この時期に焦って触ろうとすると逆効果になり、その後のしつけが難しくなることがあります。まずは「この場所は安全だ」「この人間は怖くない」と感じてもらうことを最優先にしましょう。
環境慣れの手順
- お迎え後2〜3日は静かに見守る:ケージの近くで静かに過ごし、鳥が新しい環境に慣れるのを待ちます。大きな音やペットの接近は避けてください。
- 穏やかな声かけを習慣にする:毎日、落ち着いた声で名前を呼びましょう。返事がなくても構いません。「声=安心」と関連づけることが目的です。
- 手からおやつを与える:ケージ越しに好物(シードやおやつ)を指先に乗せて差し出します。鳥が自分から近づいてくるまで根気よく続けてください。
- 急な動きを絶対に避ける:素早い手の動き、大きな声は強い恐怖心を与えます。鳥が怖がると「人間=危険」という記憶が定着してしまいます。
鳥がケージ内で落ち着いて過ごし、近づいても逃げなくなったら、次のステップへ進むサインです。
手乗りトレーニング|ステップアップ法で安全に
「ステップアップ」は、鳥に指や腕に乗ることを教える基本トレーニングです。焦らず段階を踏むことで、鳥にとっても人間にとっても安心できる関係が生まれます。
ステップ1:ケージ内で手に慣れさせる
ケージの扉を開け、ゆっくりと手を差し入れます。最初は手が入るだけで飛び回ることもありますが、静止して「大丈夫だよ」と声をかけながら待ちます。手が怖くないと理解するまで、毎日少しずつ繰り返します。
ステップ2:指に乗せる練習
鳥が手を怖がらなくなったら、人差し指を鳥の胸の少し上に軽く押し当て、「ステップアップ」と声をかけながら指に乗せます。乗った瞬間にすぐおやつを与え、たっぷり褒めましょう。この「乗る→ご褒美」の繰り返しが習慣を作ります。
ステップ3:ケージの外へ
指に安定して乗れるようになったら、ケージの外に出す練習を始めます。最初は1〜2分と短時間にとどめ、徐々に時間を延ばしていきます。外に出たあとも落ち着いて指に乗っていられるようになれば、手乗り完成です。
おしゃべりの教え方|種類と個体差を理解する
おしゃべりの習得には個体差があり、同じ種でも得意・不得意があります。「この子がどれくらい話すか」ではなく「楽しく話しかける習慣を作る」ことを目標にしましょう。
効果的なおしゃべりトレーニング
- 短い言葉から始める:「おはよう」「ただいま」「ピーちゃん」など、2〜3音節のシンプルな言葉が入りやすいです。
- 毎日同じ時間に繰り返す:朝の挨拶・夕方の声かけなど、ルーティンに組み込むと覚えやすくなります。
- 高めの声でゆっくり話す:鳥は高音域の声を模倣しやすい傾向があります。低すぎる声よりも、やや高めにトーンを上げて話しかけましょう。
- 鳥が発音したらすぐに反応する:似た音を出したときに「上手!」と褒めると、発声することへのモチベーションが高まります。
おしゃべりが得意な種類
| 種類 | 特徴 |
|---|
| セキセイインコ | 語彙が豊富で習得が早い。個体によっては数十語を覚える |
| オカメインコ | 口笛・メロディが得意。言葉よりも音楽的な鳴き声を楽しむ |
| ヨウム | 鳥類最高峰の言語能力。文脈に合った会話ができる個体も |
| ボウシインコ | 大きな声でよく話す。発音が明瞭で聞き取りやすい |
簡単なトリックの教え方|正の強化で楽しく習得
トリックトレーニングは、鳥の知能を刺激し、精神的な豊かさ(エンリッチメント)にもつながります。すべて「おやつ=ご褒美」を使った正の強化で教えるのが基本です。
ターン(回転)
おやつを持った手を、鳥の頭の上からゆっくりと背中側へ動かします。鳥がおやつを追って体を回転させたら、すかさず「ターン!」と声をかけておやつを渡します。最初は90度でも褒めて、少しずつ一回転に近づけていきましょう。
ステップダウン(降りる)
指に乗った鳥を止まり木や台の上へ誘導し、「ステップダウン」の合図で降りる練習です。ステップアップの逆動作で、コマンドの区別をつけることで鳥の理解力が向上します。
ウェーブ(手を振る)
握手トレーニングの応用です。指を足元に差し出し、乗る前に少し引くと鳥が足を宙に上げます。その瞬間に「バイバイ」と声をかけておやつを与えることを繰り返すと、合図で足を振るようになります。
トレーニングを成功させるコツと注意点
どんなに賢い鳥でも、やり方を間違えると習得が遅れたり、人間不信になったりします。以下の点を守ることが、長期的な関係づくりの土台になります。
- 1回のセッションは10〜15分以内:集中力が続く時間は短いです。短時間を毎日続ける方が、長時間を週1回やるよりはるかに効果的です。
- 嫌がるそぶりを見たらすぐにやめる:羽を膨らませる・嘴を開ける・逃げようとするなどのサインは「やめてほしい」のサインです。無理に続けると恐怖心が強まります。
- 罰を与えない:怒鳴る・ケージを叩くなどの罰は百害あって一利なし。できたことを褒める「正の強化」だけでトレーニングします。
- 体調が悪いときはお休み:羽を膨らませてじっとしている、食欲がないなど体調不良のサインがあるときはトレーニングを中止し、必要に応じて獣医師に相談しましょう。
- 最初は一人の人間が担当する:特に慣れていない時期は、まず一人との信頼関係を築くことを優先します。家族全員で同時に関わろうとすると鳥が混乱することがあります。
まとめ|ブリちょくで理想のインコ・オウムに出会おう
インコ・オウムのトレーニングは、一夜にして完成するものではありません。毎日の小さな積み重ねが、数週間・数ヶ月後の「手乗り」「おしゃべり」「トリック」という形で実を結びます。そして、その過程で育まれる鳥との絆こそが、飼育の最大の醍醐味です。
初めてインコ・オウムを迎える方も、ぜひブリちょくの鳥カテゴリから理想の一羽を探してみてください。