インコやオウムのしつけ方法を段階別に解説。
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インコやオウムのしつけ方法を段階別に解説。
インコやオウムは、鳥類の中でも特に知能が高いグループです。適切なトレーニングを積めば、手乗り・おしゃべり・トリックなど、犬猫にも引けを取らない豊かなコミュニケーションが楽しめます。ただし、鳥は本来「捕食される側」の動物。人間との信頼関係を丁寧に築くことが、すべてのトレーニングの大前提です。本記事では、お迎え直後の慣らし期間から、手乗り・おしゃべり・トリックまでを段階的に解説します。
鳥のトレーニングで最も重要な期間が、お迎え後の最初の1〜2週間です。この時期に焦って触ろうとすると逆効果になり、その後のしつけが難しくなることがあります。まずは「この場所は安全だ」「この人間は怖くない」と感じてもらうことを最優先にしましょう。
鳥がケージ内で落ち着いて過ごし、近づいても逃げなくなったら、次のステップへ進むサインです。
「ステップアップ」は、鳥に指や腕に乗ることを教える基本トレーニングです。焦らず段階を踏むことで、鳥にとっても人間にとっても安心できる関係が生まれます。
ケージの扉を開け、ゆっくりと手を差し入れます。最初は手が入るだけで飛び回ることもありますが、静止して「大丈夫だよ」と声をかけながら待ちます。手が怖くないと理解するまで、毎日少しずつ繰り返します。
鳥が手を怖がらなくなったら、人差し指を鳥の胸の少し上に軽く押し当て、「ステップアップ」と声をかけながら指に乗せます。乗った瞬間にすぐおやつを与え、たっぷり褒めましょう。この「乗る→ご褒美」の繰り返しが習慣を作ります。
指に安定して乗れるようになったら、ケージの外に出す練習を始めます。最初は1〜2分と短時間にとどめ、徐々に時間を延ばしていきます。外に出たあとも落ち着いて指に乗っていられるようになれば、手乗り完成です。
おしゃべりの習得には個体差があり、同じ種でも得意・不得意があります。まず「この子がどれくらい話すか」ではなく「楽しく話しかける習慣を作る」ことを目標にしましょう。
| 種類 | 特徴 | |------|------| | セキセイインコ | 語彙が豊富で習得が早い。個体によっては数十語を覚える | | オカメインコ | 口笛・メロディが得意。言葉よりも音楽的な鳴き声を楽しむ | | ヨウム | 鳥類最高峰の言語能力。文脈に合った会話ができる個体も | | ボウシインコ | 大きな声でよく話す。発音が明瞭で聞き取りやすい |
トリックトレーニングは、鳥の知能を刺激し、精神的な豊かさ(エンリッチメント)にもつながります。すべて「おやつ=ご褒美」を使った正の強化で教えるのが基本です。
おやつを持った手を、鳥の頭の上からゆっくりと背中側へ動かします。鳥がおやつを追って体を回転させたら、すかさず「ターン!」と声をかけておやつを渡します。最初は90度でも褒めて、少しずつ一回転に近づけていきましょう。
指に乗った鳥を止まり木や台の上へ誘導し、「ステップダウン」の合図で降りる練習です。ステップアップの逆動作で、コマンドの区別をつけることで鳥の理解力が向上します。
握手トレーニングの応用です。指を足元に差し出し、乗る前に少し引くと鳥が足を宙に上げます。その瞬間に「バイバイ」と声をかけておやつを与えることを繰り返すと、合図で足を振るようになります。
どんなに賢い鳥でも、やり方を間違えると習得が遅れたり、人間不信になったりします。以下の点を守ることが、長期的な関係づくりの土台になります。
インコ・オウムのトレーニングは、一夜にして完成するものではありません。毎日の小さな積み重ねが、数週間・数ヶ月後の「手乗り」「おしゃべり」「トリック」という形で実を結びます。そして、その過程で育まれる鳥との絆こそが、飼育の最大の醍醐味です。
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