ラブバード(ボタンインコ・コザクラインコ)のペアリングガイド
ラブバード(ボタンインコ・コザクラインコ)のペアリングを、別ケージで1〜2週間並べる手順、DNA検査(1羽3,000〜5,000円程度)による性別判定、求愛給餌などペア成立のサイン、中立ケージでの合流まで説明します。

この記事のポイント
ラブバード(ボタンインコ・コザクラインコ)のペアリングを、別ケージで1〜2週間並べる手順、DNA検査(1羽3,000〜5,000円程度)による性別判定、求愛給餌などペア成立のサイン、中立ケージでの合流まで説明します。
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ラブバードは「愛の鳥」という名前の通り、パートナーへの愛情が非常に深い鳥です。ボタンインコとコザクラインコを代表とするラブバードの仲間は、ペアの絆が飼育の質を大きく左右します。「一羽でも懐く」と言われることもありますが、本来の習性を尊重するならばペアでの飼育が理想的です。
本記事では、ラブバードのペアリングを成功させるための性別判定から相性確認、ペア成立のサインまでを丁寧に解説します。
ラブバードの基本を知ろう
ラブバードとはオウム目インコ科に属するアガポルニス属の総称で、アフリカ原産の小型インコです。一般的に飼育されているのは主に以下の2種です。
- コザクラインコ(Agapornis roseicollis):頬が桃色でカラーバリエーションが豊富。活発でやや気が強い
- ボタンインコ(Agapornis fischeri など):目の周りに白いアイリングが特徴。コザクラインコよりやや温和
どちらも全長15cm前後と手のひらサイズですが、その行動力とエネルギーは非常に旺盛です。ペアが形成されると互いに寄り添い、羽づくろいをし合い、長時間離れることを嫌がります。このような強い絆を持つからこそ、ペアリングには丁寧なアプローチが欠かせません。年齢によるケアの違いについては「飼い鳥のライフステージ別ケアガイド」も参考にしてください。
性別の見分け方
ラブバードは外見での雌雄判別が非常に難しい種として知られています。色彩変異(カラーミューテーション)が多いこともあり、体色による判別はほぼ不可能です。以下の方法を組み合わせて判断しましょう。
骨盤幅の触診
メスは産卵に備えて骨盤(恥骨)の間隔がオスより広くなる傾向があります。ただし個体差が大きく、また繁殖期以外は差が縮まることもあるため、この方法だけでは確実性に欠けます。経験豊富なブリーダーや獣医師に確認してもらうのが安心です。
行動観察
メスには巣材運び行動という特徴的な習性があります。紙や細い葉をちぎり、尾羽や背中の羽に挟んで運ぶ姿が見られたら、メスである可能性が高いです。コザクラインコのメスで特によく観察されます。ただし、オスでも稀にこの行動をとることがあるため、断定はできません。
DNA検査(最も確実)
現在、最も信頼性の高い性別判定法はDNA検査です。採血や、検査機関の指示どおりに採った羽根によって判定でき、費用は1羽あたり3,000〜5,000円程度が目安です。動物病院やペット専門の遺伝子検査サービスに依頼できます。繁殖を目的としたペアリングを検討している場合は、事前のDNA検査を強くおすすめします。
ペアリングの手順
ラブバードは縄張り意識が強く、いきなり同じケージに入れると激しい争いになることがあります。段階的に慣れさせることが成功の鍵です。

