
南米産の大型トカゲ。高い知能を持ち、犬のように懐く個体も。雑食性で適応力が高いが大型化する。寿命は15〜20年。成体サイズは90〜140cm。雑食(果物、昆虫、肉、卵等)。
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属性
テグーはアルゼンチンやブラジルをはじめとする南米の広大な草原や森林に生息するオオトカゲの仲間です。ペットとして広く知られる「アルゼンチンブラック&ホワイトテグー(Salvator merianae)」は、黒と白のビーズ状の鱗が美しく、成体は堂々とした風格を漂わせます。最大の特徴は爬虫類離れした高い知能で、飼育下では飼い主の顔や声を認識し、名前を呼ぶと近寄ってくる個体も珍しくありません。性格は個体差が大きいものの、根気強くハンドリングを積み重ねた個体は非常に温和になり、膝の上でリラックスする姿も見られます。雑食性で食の幅が広く、日常的な入手しやすい食材で飼育できる点も魅力のひとつです。一方で大型化・長寿命・冬眠習性といった特性から、飼育には広いスペースと長期的な覚悟が求められます。その分、深い絆を築けるという唯一無二の爬虫類体験を提供してくれる存在です。
1成体は1m超になる
テグーの成体は90〜140cmに達し、体重も5〜8kg程度になります。幼体時は小さくても急速に成長するため、最初から大型のケージを用意する計画が必要です。将来のサイズを想定した飼育スペースの確保が重要です。
2冬眠する季節がある
テグーは秋〜冬にかけて数ヶ月間、冬眠に近いブルメーション(休眠)に入る習性があります。この期間は食欲が落ちて活動量が激減しますが、病気ではなく自然な生理現象です。休眠中も適切な温度管理と水分補給の維持が必要です。
3大型ケージと温度管理
成体には最低でも横180cm×奥行90cm以上のケージが推奨されます。バスキングスポットは40〜45℃、クールサイドは25〜28℃程度に保ち、全身を温められる環境を整えることが健康維持の基本です。UVBランプも体の代謝を支えるために必要です。
4幼体からのハンドリングが鍵
テグーは幼体のうちから毎日少しずつハンドリングに慣らすことで、穏やかな個体に育ちやすくなります。成体になってからでも慣れることはありますが、幼体期から丁寧に接することが信頼関係構築の近道です。無理に触ろうとせず、テグーのペースに合わせることが大切です。
5雑食性の多様な食事管理
テグーは果物、昆虫、鶏肉・卵・マウスなどのタンパク質源を組み合わせて与えます。幼体期はタンパク質多め、成体は果物や野菜の割合を増やすのが一般的な目安です。カルシウム不足は骨代謝疾患につながるため、サプリメントの添加も忘れずに行いましょう。
6広い運動スペースが必要
テグーは活動量が多く、ケージ内だけでは運動不足になりがちです。安全が確保された室内でのフリーローミング(放し飼い時間)を設けると、ストレス軽減と筋肉維持に効果的です。床材や家具をかじる習性があるため、放し飼い中は目を離さないようにしましょう。
7長期飼育のコストを把握
テグーの寿命は15〜20年と長く、大型ケージ・高出力ライト・多様な食材など維持費も相応にかかります。初期費用だけでなく、毎月の餌代・光熱費・獣医費用(爬虫類を診られるクリニック)も事前に見積もっておくことが大切です。爬虫類専門の獣医師が近くにいるか確認しておきましょう。
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