
出典: Wikimedia Commons
Dorcus metacostatus
奄美大島や徳之島など奄美群島に分布する日本固有種。上翅に太いスジが8本入る大型種はクワガタ属で本種だけで、雌雄とも気性が激しく、交配をどう成立させるかが累代飼育の最大の難関になる。
スジブトヒラタクワガタ(Dorcus metacostatus)は奄美大島・加計呂麻島・与路島・請島・徳之島に分布する日本固有種で、上翅に明確な太いスジが8本入る。大型個体でこの模様を持つのは世界のクワガタ属で本種だけとされ、スジはメスや小型のオスほど明瞭で、オスは大型になるほど浅くなる。野外のオスは40〜50mm台が多く、55mmを超える個体は少ない。広葉樹林に生息し、活動期は4月下旬から10月、発生のピークは7月で、スダジイやアカメガシワの樹液に集まる。産卵と幼虫飼育は容易で菌糸ビンでも添加発酵マットでも育つが、雌雄とも気性が激しくオスによるメス殺しが絶えないため、いかにメスを傷つけずに交配させるかが累代の要となる。
Source: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
スジブトヒラタクワガタの寿命は成虫1〜3年です。
メスは立枯れの地中部や倒木下部の湿った朽木に産卵し、幼虫期間は約1年。
スジブトヒラタクワガタの成体サイズはオス45〜74.6mm / メス25〜47mm(別資料ではオス32〜70mm、メス27〜37mm)です。
体長はオス45〜74.6mm、メス25〜47mm。
スジブトヒラタクワガタの適温は20〜26℃です。
原産地
日本固有(鹿児島県奄美群島: 奄美大島・加計呂麻島・与路島・請島・徳之島)
寿命
成虫1〜3年
サイズ
オス45〜74.6mm / メス25〜47mm(別資料ではオス32〜70mm、メス27〜37mm)
適温
20〜26℃
飼育レコード(♂)
76.2 mm
野外レコード(♂)
70.1 mm
記録出典: BE-KUWA 2025年度版(スジブトヒラタ 飼育76.2mm 松野匡記 2024 / 野外70.1mm 原島真二、予想最大体長76mm。メスは飼育53.4mm 3464 2024 / 野外42.7mm 土屋利行 2022)
代表的な産地(ロカリティ)
ヒラタクワガタ Dorcus titanus の亜種ではなく独立種として扱われる。DNA では台湾のミヤマヒラタクワガタに比較的近いとされる。
累代コードの見方
出典: BE-KUWA 認定飼育レコード(むし社、2025年度版 PDF) / スジブトヒラタクワガタ - Wikipedia
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
学名(受理名): Dorcus metacostatus Kikuta, 1985
別名(シノニム): Serrognathus costatus, Serrognathus metacostatus
典拠データベース: GBIF
学名・命名者・シノニムは世界の分類学権威データベースに準拠。
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湿度
60〜80%
樹液(スダジイ・アカメガシワなど)、昆虫ゼリー
飼育温度は20〜26℃を目安にする。幼虫はやや湿度の高いマットを好むため、マットは握って固まる程度に湿らせ、乾燥させない。奄美群島産で寒さには強くないので、冬は室内で管理する。
産卵は材に行わせる。幼虫は菌糸ビンでも添加発酵マットでもよく育つ。幼虫期間は約1年で、春に蛹室を作り約1ヶ月で蛹、さらに約1ヶ月で羽化し、羽化から約1ヶ月後に蛹室を出て活動を始める。
雌雄とも大変気が荒く、飼育ではオスによるメス殺しが絶えない。メス同士でも激しく争って互いの脚や触角を切り落とすため、単独飼育が基本。ペアリングは短時間にとどめ、目を離さない。
成虫寿命は1〜3年。活動期は4月下旬から10月で、発生のピークは7月。羽化した年は蛹室から出ずに越冬する個体もいる。
野外では小型個体が大半だが、飼育では本種としては大型になりやすい。同じ島にアマミヒラタクワガタが混生し、過去にメスの雑種が1例報告されているため、他亜種や他産地の個体と同居させない。奄美群島の固有種なので飼育個体を野外に放さない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
スジブトヒラタクワガタの適正温度は20〜26℃です。急激な温度変化を避け、安定した環境を維持することが大切です。
スジブトヒラタクワガタの平均寿命は成虫1〜3年です。適切な飼育環境と栄養管理により、長く健康に育てることができます。
スジブトヒラタクワガタの成体サイズはオス45〜74.6mm / メス25〜47mm(別資料ではオス32〜70mm、メス27〜37mm)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
スジブトヒラタクワガタの食性は「樹液(スダジイ・アカメガシワなど)、昆虫ゼリー」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
スジブトヒラタクワガタの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月16日