
出典: Wikimedia Commons
Dicronocephalus adamsi
朝鮮半島と中国に分布するツノハナムグリ属の一種。属のオスは頭部に鹿の角のような突起をもち、英語で antler horn beetle と呼ばれる。体長20〜32mmの中型のハナムグリで、前脚が長い。
チョウセンツノハナムグリ(Dicronocephalus adamsi (Pascoe, 1863))は、コガネムシ科ハナムグリ亜科ツノハナムグリ属の一種で、Dicranocephalus adamsi として記載された。ロンドン自然史博物館に保管されているタイプ標本のラベルには「Corea」とある。ツノハナムグリ属はアジアを中心とする属で、ゴライアスオオツノハナムグリなどと同じ Goliathini 族に置かれ、Dicronocephalina 亜族の基準となる属。属の種は英語で antler horn beetle と呼ばれるが、鹿の角のような突起をもつのはオスだけである。GBIF の記録は1,300件を超え、韓国の京畿道、江原道、忠清北道・忠清南道、慶尚北道などと、中国の浙江省、北京市、河南省などに多く、北朝鮮からも登録がある。サイトには同属のウォリッチツノハナムグリ(D. wallichi)がある。本種の飼育や生活史を詳しく扱った資料は少なく、飼育はハナムグリ類に準じた管理になる。国内では韓国・巨済島産の野外採集個体が専門店で扱われたことがある。
出典: Wikipedia (CC BY-SA 4.0)
チョウセンツノハナムグリの成体サイズは20〜32mm(属の解説)です。
アフリカのゴライアス類と違って体長20〜32mmの中型で、脚、特に前脚が比較的長い。
原産地
朝鮮半島(韓国・北朝鮮)、中国(浙江省・北京市・河南省など)
寿命
資料が少ない
サイズ
20〜32mm(属の解説)
適温
20〜28℃
湿度
60〜80%
成虫は果物・昆虫ゼリー、幼虫は腐植質のマット
編集・データ検証: ブリちょく編集部
本ページの分類・規制・飼育データは、下記の一次情報データベースに基づき作成・検証しています。
生きた外国産のクワガタムシ・カブトムシ・ハナムグリなどコガネムシ上科の昆虫は、植物防疫法で輸入が禁止されている検疫有害動物に当たるものが多く、輸入できる種でも外来生物法により外国の政府機関等が発行する種類名証明書の添付が必要です(輸入できる空港は限られ、国際郵便では輸入できません)。輸入の可否は植物防疫所への事前確認が必要なため、国内で繁殖された個体を選び、飼育個体は野外に放さないでください。
出典: 植物防疫所「コガネムシ上科の輸入について」 / 植物防疫所「生きた昆虫類を輸入される方へ」 / 環境省「特定外来生物等一覧」 / Species+(CITES 附属書の照会・該当なし)
規制は改正される場合があります。最新は各官公庁の一次情報をご確認ください。
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本種の温度の数値資料は少ない。朝鮮半島から中国北部まで分布する温帯の種なので、夏の高温がこもる場所を避ける。
前脚が長く、オスは頭部に角状の突起をもつ。登り木や足場を入れた通気のよいケースで飼う。
本種の繁殖を詳しく扱った資料は少ない。ハナムグリ類の幼虫は腐植の多い土で育つので、発酵の進んだマットを深めに入れて産卵させる。
本種の幼虫期間・成虫寿命は資料が少ない。
ハナムグリの仲間は、植物防疫法で生きたままの輸入が禁止されている昆虫の例に挙げられている。外国産クワガタ・カブトムシ類の輸入は植物防疫法と外来生物法(種類名証明書)の規制対象で、可否は種ごとに植物防疫所の確認が必要なため、国内で殖やされた個体を選ぶのが確実である。飼育個体は野外に放さない。
中級者向け。中級者向けの品種です。ある程度の飼育経験と環境管理の知識が求められます。温度や湿度の管理に注意が必要です。
チョウセンツノハナムグリの成体サイズは20〜32mm(属の解説)です。飼育環境や個体差により多少前後します。
チョウセンツノハナムグリの食性は「成虫は果物・昆虫ゼリー、幼虫は腐植質のマット」です。バランスの良い食事と適切な給餌頻度を心がけましょう。
チョウセンツノハナムグリの価格は血統・サイズ・累代や雌雄により大きく異なります。最新の相場情報はブリちょくの相場ページをご確認ください。
最終更新: 2026年9月28日